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アメリカン·アイドル13Top 9 I'm With The Band [American Idol XIII]

アメリカン・アイドルシーズン13、トップ9のテーマはロック(I'm With The Band)です。このテーマを待ってました。
番組はMKのお別れシーンから始まった。審査員3人が前回の番組終了後ステージ上で話してる。ハリー「スーパースターを探してる」 JLO「大事なのは心に響くかどうか」
MKとハリーが向かい合ってる。MK「これから始まるのよ」ハリー「その意気だ」生放送が始まり審査員席に着いたJLO、ライアンの質問に答える「彼女の歌う度、心を動かされた。だか惜しいの」
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アメリカン·アイドル審査員はジェニファー·ロペス(Jennifer Lopez ニューヨーク州ブロンクス)、キース·アーバン(Keith Lionel Urbanニュージーランド ノースランド ファンガレイ)、ハリー·コニック·ジュニア(Joseph Harry Fowler Connick, Jr. ルイジアナ州ニューオーリンズ)。司会はライアン・シークレスト(Ryan Seacrest ジョージア州ダンウッディ)。指導者はランディ·ジャクソン(Randall Darius Jackson ルイジアナ州バトンルージュ)です。

フォール・アウト・ボーイのパトリック·スタンプとピートウェンツが世界ツアーの合間を縫って、トップ9に会いに来てくれました。
ピート「ステージで一番大切なことは、観客を楽しませること」
チームワークを保つ秘訣を訊かれパトリック「ぶっちゃけ、メンバーにムカつくことはよくある。でもステージ上では不満を見せない。どんなに腹が立ってても、ステージが始まる前にハイファイブして仲直りする」
体調管理は?「旅は体にきつかったりもする。食事時間、メニュー、就寝時間全てに気を付けてる」
「声も、曲目の順番を決める時に気を使う・喉の負担を考え曲順を変えたりしてる」
リハーサルを見て「色んな歌い方があって面白い。ハッとするアレンジも聴けたよ」
ここまで正直に話してくださるのね。

Top 9 Meet Fall Out Boy

トップ9グループパフォーマンス、ロックメドレィ。
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 コールドプレイ"Clocks" /ローリング・ストーンズ"(I Can't Get No) Satisfaction" / フォール・アウト・ボーイ"My Songs Know What You Did In The Dark (Light Em Up)"
デクスターがいける!ケイレブ、ジーナ、マラヤの"My Songs Know What You Did In The Dark (Light Em Up)" を是非極めてほしい。マラヤは相変わらずできる子、全力で掛かってる。目が奪われるよ。

Top 9 Group Medley

1 アレックス·プレストン(Alex Preston)1993年5月6日生まれの20歳学生。ニューハンプシャー州モン·バーノン。ソルトレイクシティ予選。楽器:バイオリン、ギター、バンジョー、ウクレレ、ピアノ、ベース、マンドリン、ハーモニカ他。
ノー·ダウト"Don't Speak"
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アイドルの原点、バーで歌ったり学費を稼ぐためバイトしたり。アレックスがマーケットでバイトしながらノートに曲を書き留めてた。そのノートを水溜りに落としちゃう。40ページの作詞が水の泡に。やだそれ、何それ。PCで何時間もかけた書いたものがエラーで飛んでしまったことよりひどいじゃん。徹夜仕事終了間近、工事関係者のミスで停電になり、資料がぶっ飛んだ時も恐ろしかった。
出だしは素晴らしかったけど、途中からワンパターンにに聴こえちゃった。もっと切なさをアレックスなら出せるはず。でもアレックスはグウェン・ステファーにも歌えるって分かった。
キース「ボーカルにもっとエッジを効かせて」
JLO「曲の持つエネルギーに負けてた」
ハリー「一途に夢を追う君の姿に、頭が下がる思いだ。今後は今までと違うパフォーマンスを見せて。ライブで、ずっと動かずセンターステージにいたらお客さんが飽きてしまうからね」
ズボンのすそをロールアップしてるアレックスの足首に触れ、ライアンの足首も観たいとハリー。靴を脱いだライアン、すかさず靴を奪うハリー。その動きの素早さよ。なんでハリー(46歳)はどうしてこう小学生男子になるんだろう。ライアン、JLOに「ハリーの挑発に乗ったらだめよ」とたしなめられる。

Alex Preston "Don't Speak"

2 マジェスティ·ローズ(Majesty Rochelle York)1992年2月29日生まれの22歳。保育士ノースカロライナ州ゴールズボロ。アトランタ予選。楽器:ギター、バイオリン、チェロ。
フローレンス・アンド・ザ・マシーン"Shake It Out"
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マジェステイの原点「私に特別な才能があるって信じてくれてるのは、保育士をしてるクラスの子供達なの。これからも子供達に恥じない姿を見せたい」
タンバリン持って歌うマジェスティ。どうしても頭と心が分離して見えるのよ。何故か判らない。頑張って努力してるのは伝わるんだけど。声を張らないで歌うマジェスティの歌声が好きなんだけど。力入ると音程が不安定になっちゃう。
JLO「音は少し外れてたけど、パフォーマンスは満点」
ハリー「最初に歌声を聴いた日から、凄い才能があるって思ってた。君は真価を発揮する一歩手前にいる。何でも歌えることが災いして、目指してるものが何か示されてない。どんな歌手か視聴者には分からないまま。ジャンプした時拍手が起こっただろ、それを観客は求めてる。(批判に重点がいったが)今回はいいステージだったよ」
キース「いい選曲だった。広い音域も生かせたし。君の長所はスターに必要なものが全て揃ってる。問題は観客の興奮を感じると舞い上がる点。私も同じ欠点を持ってるから分かるんだ。興奮のあまり落着きを失い、自分をコントロール出来てない。必要なのは集中力だ」
そこか、変にはしゃいで見えたり。クールなようで落ち着かなく見えるのは。

Majesty Rose "Shake It Out"



3 デクスター·ロバーツ(Dexter Roberts)1991年7月12日生まれの22歳。アラバマ州消防大学。ドッグトレーナー/農場労働者。アラバマ州ファイエット。アイドルバスからのソルトレイクシティ予選。ジャンル:カントリー、ブルース。楽器:ギター。
リトル・ビッグ・タウン"Boondocks"
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デクスターの原点「じっとしていられない性分で、消防士、救命士、農場、音楽、ラブラドールの訓練、借り、魚釣り、トラクターの修理。もう上では壊れた物は自分で修理するしかないから、小さい頃から色々学ぶんだ」私がなりたい理想。何でも自分でできるようになりたいんだわ。でもできないことが多すぎる現実。
驚くステージではないが安定してる。デクスターにこれを求めてるカントリーファンは大喜びだろう。
ハリー「大ヒット曲は物真似っぽくなりやすい。観客は乗ってくれるが個性を出しにくい。歌いこなすのは難しい」
キースがハリーに大きなグミベアを。
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いつだったか。お皿に乗ったグミを蒔いちゃったよね。耳に食いつくハリー。JLOまでかみちぎる。客席から歓声が。でもお口に合わなかったのか、コーラのコップにグミを口から出して入れてしまう。プラスティックっぽい触感だったらしい。
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デクスターの話題に戻る。
キース「もしこの曲が君のオリジナルで、今の歌い方だったとしても大ヒットしたと思うよ。この先残ったら、まだ披露してない一面を見せてほしい。君特別な声の魅力をもっと押しだすんだ」
JLO「カントリーの名曲を歌いこなす期待の星。でも今度は私達を驚かせて」

Dexter Roberts "Boondocks"


4 マラヤ・ワトソン(Malaya Watson)1997年9月生まれの16歳 学生 ミシガン州サウスフィールド。デトロイト予選。ジャンル:R&B、ソウル·、ファンク。楽器:ピアノ、チューバ他。
ビートルズ"The Long and Winding Road"
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マラヤの原点「高校でチューバを吹いてる。朝早くからハイテンションで学校に通ってた。幼い頃から歌手になりたかった。以前、モザイク・ユース・シアター・オブ・デトロイトのステージでチャカ・カーンを歌った。音程は高いは、踊ったらパンツは破れてお尻は出るわで散々だった。こんな私が番組に残ってるのは驚きよ」
最も意外だった選曲。出だしの声、ちょっとした高音がジャクソン5の頃のMJに似ててびっくり。マラヤはなんでも歌えるしその実力があるわ、どれもマラヤだけど多面体で、年相応に見えたり、何十年もの経験があるベテラン歌手にも見えたりでびっくりする。
キース「最高に美しい歌声だった。君の実力を知らしめるパフォーマンスだった。クライマックスのビブラートは圧巻」
JLO「オープニングのヘッドバンギングしたあなたに私は釘づけだった。ノリのいい曲でも、バラードでもあなたの歌声は光ってた。若きマイケル・ジャクソンを思わせた。聴いてて驚いたわ」
ハリー「君は毎回成長してることが分かる。我々のアドバイスを受け止め…グミが歯に挟まってる。力強いステージだった。『スターダムに駆け上る』と言ってたが才能を伸ばすことだけを考えるんだ。ハーモニーを極めろ。ピアノやチューバの演奏者から音やコードを学ぶんだ。優れた歌声や音感がある君、その真摯な態度で臨めば、十分成功を収められるだろう」
マラヤの成長に驚きつつ嬉しく思ってる。

Malaya Watson "The Long and Winding Road"



5 サム・ウルフ(Samuel Joseph "Sam" Woolf)1996年4月19日生まれ17歳ブレーデンリヴァー高校の学生。ミシガン州ウェスト・ブルームフィールド生まれ/フロリダ州ブレーデントン。ボストン予選。ジャンル:オルタナティブロック、フォーク、ポップ。楽器:ギター。
2008年グラミー賞にノミネートされた、プレイン・ホワイト・ティーズ"Hey There Delilah"
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サムの原点「一年前は高校生で、週末地元のレストランやバーでで演奏してた」
サムはクリス・アレンを思い出す。クリスと、ジェイソン・カストロとティムティムの良いとこ取りで行ってほしいわ。魅力は容姿だけじゃないって、毎回気付かされる。 肩の力抜いて、もっと自分の才能信じたら怖いものなし。
JLO「あなたって本当にキュート。完璧な選曲だった、この路線で行くべき。一つ助言するなら誰かを思い浮かべて歌ってみて。それがあれば、もっと曲に入り込め、聴き手に深く伝わる。誰かお思い浮かべることで歌に真実味が加わるわ」
ハリー「シンプルなアレンジはスマートな選択だった。もっとお自己主張するように前回助言したけど、君の人柄シャイな性格を捨て出しゃばれってことではない。どんな歌手になりたいか明確に示してほしかったんだ。今回それが見えた。余計な物を削ぎ落とすことで、君は自然体で歌えてた。君の内側にあるものを見つめ、それを歌詞の乗せるんだ」
キース「君の歌声は私のお気に入り。凄く心地よい。一つ一つの音を明確にするより、もっと柔らかく話しかける様に歌うと良い。肩の力を抜いて、もっと自由に歌っても君の声なら問題ない。正確な音程より。歌詞を伝えることを心掛けるんだ」
サムはそうした方がいい。歌声が心に響いたら無敵何だけど。まだちょっと甘い。

Sam Woolf "Hey There Delilah"


6 ジェシカ・ミューズ(Jessica Meuse)1990年10月19日生まれの23歳。テキサス州ラウンドロック。アトランタ予選。ジャンル:ロック、サザン·ロック。楽器:ギター。
フリートウッド・マック"Rhiannon"
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ジェシカの原点「地元では絵を描いたり、ネットで自分の宣伝をしたり、機材の搬入も設置も何でも自分でやってきた。音楽から離れた時はハンティングをしてる。狩りは、この世の終わりが来ても生き残るためのスキルだと思ってる。 これまでは何でも一人でやってきたから、支えてもらえる今は、強力なチームを得た気分よ」
お顔から硬さが消え、より美しくなってるジェシカ。ジェシカが持ってる何かに、とても懐きたくなる。
ハリー「君のステージの中で一番気に入った。新鮮なパフォーマンスだった」
キース「楽器を持ってない所為かぎこちなく見えた。楽器を持たない時のステージパフォーマンスを工夫した方が良い」
JLO「あなたの個性的な歌声+αが欲しい気がするの。観客を引き込むには歌声だけでは物足りなく感じる」

Jessica Meuse "Rhiannon"



7 CJハリス(Curtis "CJ" Harris)1991年1月28日生まれ23歳ギター講師。アラバマ州ジャスパー。ソルトレイクシティ予選。ジャンル:カントリー、サザンロック。楽器:ギター。
スティール · ドライヴァーズ"If It Hadn't Been for Love"
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CJの原点「故郷ジャスパーで、音楽でやっていく道をずっと探してた。ギター講師をしたり結婚式で歌ったり、時に街角でも弾いてた。故郷ではチャンスは少ない。(この番組に残れたことは)貴重なチャンスだ。出来るだけ長く残り今を楽しみたい」
出だしは良かった。ウッドベースの音が大きくなるにつれ崩れた。本人は気がついていても、音程を直すの難しいのかしら。
歌ったり、声を張る時も音を忘れちゃだめだ」
JLO「出だしは好調、中盤で崩れ、最後にまた持ち直した。あなたに求めるものは安定感。音程が気になって、集中できなかった」
ハリー「観客と一つになり、曲に合わせ、歌詞を間違えず歌い、見せ方も考え、音程を外さないようにする。全てを調和させて披露するのが務めだ。キースが言った『感情を音に乗せて伝える』ことが肝心だ。ピアノやギターを使って音程を矯正するんだ。君にはそれができるから繰り返し助言してる」

C.J. Harris "If It Hadn't Been for Love"



8 ケイレブ・ジョンソン(Caleb Johnson)1991年4月23日生まれの22歳。ノースカロライナ州アッシュビル。アトランタ予選。ジャンル:ロック。楽器:ギター。
ジェイク·ホームズ:1967年/レッド·ツェッペリン:1969年"Dazed and Confused"
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ケイレブ「この番組は夢だった、今夢の中を生きてる。地元ではオリジナルのバンドを組んで、2年くらいバーやクラブで歌ってた。レストランで、ペンギンみたいなタキシード着て給仕もしてたよ。今回のテーマは最高。ロックバンドのフロントマンとして、お気に入りの曲を歌える」
きた!Zep!!!!ツェッペリンで歌ってほしい曲は違ったけど大満足ですわ。まるでデヴィット・リンチの世界感だった。嬉しくて泣けてくるわ。どこかで軋みながら扉が開いたよね。
JLO「私のパピ(Papi愛しい人)にするわ。凄くセクシーだった。新たなレベルに進んだ。ロックバンドのフロントマンになるには色気が必要。あなたにはそれがある。実力を見せつけた。リッキー・マイナーバンドにも拍手を」
ケイレブ「もちろん!」
JLO「フロントマンとして抜群の存在感を放ってた」
ハリー「同感。君を褒める前にまずはバンドを称賛したい。彼らと共演できる君は本当にラッキーだ。ジェイク·ホームズがげんきょくの作者でZepがカバーした。こんな大曲に挑むのは勇気がいるよ。それなのに君の歌声が原曲に匹敵する出来だなんて、驚いた」
キース「君はバンドの一員のように溶け込んでた。君が優れたフロントマンである証拠に、バンドが今までになく楽しそうに演奏してた。エアバッグをスローで顔に受けた気分。クレイジーで最高だった」
ライアン「セクシーなエアバッグか。不気味な部分も残してたね。リッキーも普段と違う顔だったよね」
JLO「本領を発揮したのよ。確かに普段と違ったわ」
ハリー「ケイレブの実力が、バンドと同格だったから存分に演奏で来たんだよねリッキー」
リッキー「その通りだよ」
帰ってきたリッキー・マイナバンドにちょっと不安だった私。リッキーが楽しそうで良かったわ。

Caleb Johnson "Dazed and Confused"



9 ジーナ・アイリーン(Jena Irene)1996年生まれ17歳高校生。ミシガン州ファーミントンヒルズ。デトロイト予選。ジャンル:ポップ、ロック、エレクトロ・ミュージック。楽器:ピアノ。
エヴァネッセンス"Bring Me to Life"
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ジーナ「ごく普通の高校生活をしてた朝起きて。学校行って、放課後バイトして、帰ってから宿題して寝て。その繰り返し。地元ではレストランでバイトしてた。チーズをフランベする「サガナキ(σαγανάκ)」が有名なの。あの店のギリシャ料理と仲間がが恋しいわ」
歌ってほしかったのは“What You Wantだったよ。アンジー・ミラー&レイ・チュウバンドのコーラスが素晴らしかったからな。それ以上を求めますの。ジーナの声は良かったけど、トップギアのまま走った感じ。
ハリー「“Charade”という古い曲の歌詞に。出番はトリの一つ前とある。昔は主役はトリの一つ前だった。ケイレブに続くのは無理かと思ったが、やってくれた。歌を聴いてすぐ安心した。君は歌声だけで誰だた分かる。バンドや観客とのふれあいも良かった」
キース「ルックスも歌声もバッチリだし、君だけのスタイルも持ってる。上出来」
JLO「素晴らしい歌声だった。でももっと羽目を外してほしい。見た目を気にせず。ケイレブみたいにクレイジーで良いの。大胆に弾けるだけで、今より観客の心を掴めるわ」
ハリーの挑発に、うっかり放送禁止用語を言ってしまうJLOでした。

Jena Irene "Bring Me to Life"

まじめな性格で愛されているものの、音程の問題を抱えてるCJがどうなるのか。


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白熊

あぁさんの心配を他所に、今回私が1番心動かされたのはCJ(^^)
かっこいい!初めて彼の音程の不安定さが気にならなかった。今後の彼のライブには不安だが、きっと素晴らしいレコーディングアルバムを世に出してくれるに違いない。期待(^^)
by 白熊 (2014-04-07 16:35) 

あぁ

*白熊さん、ありがとうございます。
バンドの音はカッコよかったです。
CJの声質とバンドの渋さが良かったけど
テンションが上がっちゃうと、シャープしちゃうのかな。
でもあの声があるし、音程も耳がいいCJのことだから克服できると思う。
by あぁ (2014-04-07 21:14) 

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