アメリカン・アイドル12#18 トップ10@AI優勝者の曲

アメリカン・アイドルシーズン12。あっという間にファイナル突入です。チャーリーもゾネットもヴィンセントもいないことに、現実味が薄れそうになります。今まで12人もしくは13人のファイナリストだったので、私の中ではプラス3人を思ってしまうのだわ。
以前にも書いた俳優さんの言葉『運・勘・技』、プリンシバルの言われた大スターの条件『才能・人気・キャラ』。私が重視するのは、選曲とキャラです。ここまで残った10人才能あるのは大前提です。

今日のテーマは、アメリカン・アイドル歴代優勝者が歌った曲です。シーズン中歌った曲でも、アルバムになった曲でもOK。

審査員はキース·アーバン（Keith Urban）、ランディ·ジャクソン（Randy Jackson）、マライア·キャリー（Mariah Carey）。ホストはライアン·シークレスト（Ryan Seacrest） 。ニッキ·ミナージュ（Nicki Minaj）は渋滞に巻き込まれ遅れます、ってマライアも地方予選でそんなことが。慣れたスタッフにも読めない渋滞恐ろしす。
御意見番はジミー・アイオヴィン（Jimmy Iovine）。
 

*曲名の後の（　）内はオリジナルアーティスト。注意：動画冒頭20秒ライアンが喋ってます。

1. カーティス・フィンチ・Jr.（Curtis Finch Jr.）25歳コーラス講師　モンタナ州セントルイス/ミズーリ州セントルイス　 CHI予選　ジャンル:R&B、ゴスペル。　
S3優勝ファンテイジアの"I Believe"
その選曲、ジョシュアやジェイコブとは違う選曲がいいと思うんだけどさ。音程外してるし、考え考え歌ったら集中出来ないし、ちっとも心地よくない。ファンティジアは、言葉一つ一つを丁寧に歌った、国歌斉唱を聴いて泣いたのはファンテイジアが最初だ。
キース「正しい選曲。だが声が上ずってる」
ランディ「ジャケット気に入った。選曲に変化がない。今後は違う面も見せるんだ」
マライア「聖歌隊の雰囲気好きよ。。ゴスペルのまま、もっと心がこもった歌が聴きたい」
ニッキがボディガードと舞台袖に着いた。良かった。カーティスの歌聴けたんだ。

 

2.　ジャネル・アーサー（Janelle Arthur）23歳フィットネスインストラクター　テネシー州オリバースプリングス　CLT予選　ジャンル:カントリー　楽器:ギター。
S11優勝スコッティ・マクレアリーの"Gone"（モンゴメリー・ジェントリー）
正統派のカントリーを目指すジャネル。そのままで、そのかわいらしさを残していってほしいわ。くじけずS10、11、12と挑戦する屈強さもジャネルの良さ。ジャネルがそこにいるだけで、にっこりしちゃう。
ちょ~アコーステックギターの彼がDCかとおもったよ。レフティじゃないから違うと、そこで分かった。
キース「良い選曲。リー・アン・ウーマック調の歌い方が気に入った」　キースの「どうした？」に感動。ハンサムで才能あって、相手の変化にすぐ気が付き声をかけられる。触れてほしくない時は、黙って見守ってくれるのだろうな。
ニッキ「キングアーサー。前回ほど曲は合ってなかったけど、堂々と歌ってたのは良かった。もっとキュートな歌声が聴きたかった」
ランディ「演出は良かったが、曲はインパクトに欠けた。ベストな選曲じゃなかった」
マライア「スターのオーラを感じた。純粋なあなたが歌声にも表れる」
そんな悪いパフォーマンスに感じなかった。溌剌として良かった。アイメイクはちょっと好みではなかったけど、ジャネルのキュートさ輝きはそのままだった。左より、右の写真のジャネルが好きなんだわ。

 

3.　デヴィン·ヴェレス（Devin Velez）18歳高校生/バリスタ　イリノイ州シカゴ CHI予選　ジャンル:ポップ、ラテン
。S4優勝キャリー・アンダーウッドの"Temporary Home"
ジミー「今風の曲も歌えるよ。一つのジャンルに凝り固まらなくてもいい」

うう、今日はタンタンじゃない。タンタンのデヴィンがいい。
違う違う！その曲じゃない。ファンティジアの“Bittersweet”歌ってほしかったです。
キース「選曲が合ってない」
ニッキ「あなたらしく歌った。良い選曲」
ランディ「無難すぎる選曲。力を出し切れなかった」
マライア「あなたにはハイレベルを期待するの。努力を続けて」

 

4.　アンジェラ“アンジー”ミラー（Angela “Angie” Miller 18歳フードサービス　マサチューセッツ州ベヴァリー NYC予選　ジャンル:ポップ、クリスチャンミュージック　楽器:ピアノ。
S1優勝ケリー・クラークソンの"I Surrender"（セリーヌ・ディオン）
ジミー「君が書く曲は,、魂がこもっていて真実味がある。感情が高ぶってくると、時々ミスコンのように見える。歌って踊って、水着で登場するような感じ」それを私は輝きを放つと取るが、ジミーはそんな風に思うのか。ふ～～～～～ん。
彼女はいつも輝いてる。アンジーが歌うディヴィッド・クックの歌も、クリスがシーズン中に歌った曲も聴きたかった。歌ってほしい曲がいっぱいあるのよアンジー。
キース「いえ～い！歌詞のとおり君に降参。正真正銘の芸術家。どんな曲も現代風に歌いこなせてる。アーティストの君だからできること。君の高音はとても心地よい華やかな美声」
ニッキ「売れっ子スターの貫禄。ドレスも脚線美も、ヒールで歩く姿も好き。完全無欠。完璧を体現してる。超ド級の素晴らしさ。ピアノを弾いてほしかった。あなたが弾くピアノが好きなの。でも今日のステージは最高」
ランディ「持てる力を出し切ってる。澄み切った歌声、素晴らしい心意気」
マライア「お見事！（stellar）」ワンフレーズ、ステキ。
私が本来好きなのは、アンジェラ・ミラーの様な美しい声だと思った。

 

5.　ポール・ジョリィ（Paul Jolley）22歳小売販売　テネシー州パルマーズヴィル　BTR予選　ジャンル:カントリーポップ。
S11優勝スコッティ・マクレアリーの"Amazed"（ロンスター）
歌に特別の何かを感じないけど残ってる。ポールは、やはりその容姿がきらりと光る。この写真の顔も良いわ。伏せた顔が、絵画のように特別美しいんだわ。キアヌとアダム・レヴィーンとジミー・アイオヴィンが混ざってる。
ジミー「声を張り上げすぎるな。大げさに歌うな」ジミーはポールがお気に入りっぽい。助言が熱い。
レイが映ってポールが映ると、レイのカッコよさ渋さが際立つ。
キース「大きな変化を遂げた。本来の君が引き出された」
ニッキ「不思議な力がある。選曲が私の好み。演劇っぽく感じるのは、その眼。頭で考えてるように見えるの」
ランディ「最高の選曲。あくまで自分の感覚で歌えばいいんだ」
マライア「あなたらしさを失わないで。声域の広さブレスコントロールは素晴らしい」
小首を傾げジミーに感謝するポール。ジミーに尊敬してるお祖父さまを見てるんだろうな。

 

6.　キャンディス·グラヴァー（Candice Glover)23歳旅行コーディネーターサウスカロライナ州セントヘレナ島　 CLT予選　ジャンル:R&B。
S6優勝者ジョーダン・スパークスの"I (Who Have Nothing)"（ベンE.キング）
懐かしいのお。ジョーダンちゃんが歌ったの思い出したよ。脳内再生はヘイリーの歌声だったけど。
キャンディスが女王の風格がある。選曲がもっと新鮮味があったらいいのにのにのにぃ。女王の歌はどんな曲でも聴いてみたいさ。キレイに歌うんじゃなく、もっと、どろっどろに歌ってほしかった。審査員総立ち。マライアはドレスの関係で立ち難いので立ってると仮定。
キース「ガ～～～～シュ！もう完全に君の虜になってしまった。どの音も完璧で驚愕。スキーで急斜面を滑るくらいの衝撃。曲の世界に入り込んで、周りに気を取られて無かった」
ニッキ「他の人は二度とこの曲を歌わない方がいい。本気よ。候補者が番組で歌うことを禁止すべき。それほど破壊力があった。技術の高さ、今っぽさ新鮮で切れもあった」
ランディ「非の打ちどころのないステージ。S12でベストを争う出来。歌唱力感情移入、何もかも完璧」泣いてるキャンディス。なぜ、そんなに歌えるのに。褒め慣れてないの？
マライア「いつも見入ってしまうし心を奪われる。あなたの技量があれば、何でもどんな風にでも歌うことが出来る。立てなかったのは、スカートがきついからなのよ。ライアンはスカートについて詳しいわよね」了解ですマライア。

 

7.　ラザロ・アルボス（ Lazaro Arbos） 21歳アイスクリームスクーパー　キューバ/フロリダ州ネープルズ　 CHI予選　ジャンル:ポップ。
S1優勝ケリー・クラークソンの"Breakaway"
昔ながらのハンサムで、そのまんま『マッドメン』に出てきそうじゃん。
ジミー「たまに歌を把握しきれてないだろう？君が不安だと観客にも伝わる。隠せないんだ」それは思っていても言葉にしてはいけなかったと思うよ。ラザロが全くそうは思ってなくても、ジミーの言葉に囚われ戸惑うから。「とにかく練習して曲を覚えるんだ。そこが君の弱点。力を貸すから、君の才能を磨きあげて行こう」
ちょいキーを下で歌ってる。このステージはラザロには聴こえにくいのかしら。先週までスムーズになってきてたのに、今夜は吃音が酷くなってる。
キース「家族や友達と離れて心細さを感じる君の気持が歌から伝わったよ。今回は、実力を出し切れなかった」
ニッキ「どうしちゃったのラザロ。でもリッキー・リカード（50年代のアメリカドラマ『アイ・ラブ・ルーシー 』ルーシーの夫）みたいで素敵。
周りに何と言われようと、絶対に自信を失っちゃダメよ。ジミーの言ってたことはナンセンス。『曲を覚えろ』だなんて、いつもあなたはステージでリラックスしてるもの。それに堂々としてる。人の言葉に振り回されないで。自信に満ちたあなたを取り戻すのよ」流石ですニッキ。今ラザロに最も必要な言葉
ランディ「音程も外れ、選曲も今一。君には難し過ぎる曲」あ～、なんてことを。
マライア「多くの人があなたの勇気に魅了されてる。弱さをさらけ出しながら。全身全霊を込め歌う。歌声から苦悩が伝わる。壁を乗り越える苦労は私も分かる。中音域の力強さを生かせる曲を選ぶといいわ」

 

8.　クリィ・ハリソン（Kree Harrison 22歳デモシンガー　テキサス州ウッドビル OKC予選　ジャンル:カントリー　楽器:ギター。
S4優勝キャリー・アンダーウッドの"Crying"（ロイ·オービソン）
ジミー「声質が素晴らしい。音域も広い。自信も十分。やり過ぎないことに注意して。感情を抑制した方がセクシーに見える。それは強さにつながる」
キース「キース「その実力なら電話帳も歌える。今すぐレコーディングできる。歌唱力も申し分ない。経験も豊富。君の人間性を感じさせる美しい歌声」
ニッキ「ハローハリー」キース｛ハリー？」ニッキ「そう、ハリーよ」
「私は朝食にバタークリーム味のワッフルを食べるの。焦げないようにこんがり焼いバターミルク・ワッフルを、レンジでちょっと温めて、シロップをかけるの。そんな感じのステージだった。」心配になって飲み物をチェックするキースが面白くかわいい。ニッキの言ってることが分かる。甘くてところどころカリッと歯ごたえがあって、しっとりしてるクリィの声。
ランディ「君がステージの度、俺は昇天しそう。痺れる。繊細な歌声に魅了される。俺は君の虜」
マライア「広い声域で何だって歌いこなせるあなたの歌には共感せざるをえない。リアルに胸に響く」
冷蔵庫を見たらメープルシロップが切れてる！なんてこった。

9.　バーネル・テイラー（Burnell Taylor）19歳無職　ルイジアナ州ニューオーリンズ　 BTR予選　ジャンル:R&B。
S2優勝ルーベン・スタッダード"Flying Without Wings"（ウエストライフ）
ジミー「選曲がバラードに偏ると不利になる。飽きられたら終わり」
こんなアレンジで来るとは思わなかったけど、心地よかった。ルーベンとはまた違う心地よさ。バーネルのざらついた声が絡んでくる。
キース「独特の響きがあるユニークな君の声が好きだ。バーネル印のパフォーマンスは、風変わりで純粋で人を引き付ける力がある」
ニッキ「ルーベンのファーストアルバムは名曲ぞろい。いい選曲だと思う。自分のやり方を貫いてわが道を行ってる。独自のひねりを加え、決して人の真似はしない。アーティストの誕生の瞬間をこの眼で見てる。前回の方が良かったけど、今夜も上々よ」
ランディ「バトンルージュから低迷してたが、やっと復活」
マライア「メロディをアレンジしてた部分に私は惹かれる。他の人にはない特別な才能が備わってる。その才能をもっと生かして突き進んで」
ジミーのコメント、私いらない。パフォーマンス前の、マイナスのストロークはいらない。何でもかんでも褒め称えよというわけではないが。

10.アンバー・ホルコム（Amber Holcomb) 18歳テキサス州ヒューストン　BTR予選　ジャンル:R&B。
S1優勝ケリー・クラークソンの"A Moment Like This"
アンバーのビブラートが好きだわ。風来た風来たあ！アンバーは、開放感があって気持ちよさそうに歌う。こんな高音を楽々と笑って歌ってるよお。眼を見開かずに、にっこり笑って歌ってるよ。楽に簡単に美しく見えることほど高度だもんな。あまりに難なくこなすから、その高度さが伝わらない場合あるものな。審査員総立ち。マライアも立ってるんだよ、スカートの問題だけで。
キース「選曲も合ってるし、自然体で最高。最後の難しい高音も軽々歌いこなしてたね。曲の解釈と表現も理想的で文句のつけようがない」
ニッキ「バー（前回アンバーでなくバーと呼ぶと言ってた）今日一番のパフォーマンス。ホイットニーを彷彿させる。圧倒的なカリスマ性に加え美しさと気品も兼ね備えてる。何度も言うけど、あなたの歌声は次元が違う。生まれながらの才能。羽ばたく日が待ちきれない。衣装は自分で選んで脚線美を生かして。口紅は私がピンクを買ってあげる」
ランディ「殻を打ち破り、自分の才能を信じることができたな。ライバルを圧倒した。全てが美しく完璧だった」
マライア「＃ Pow!　風の演出は特に良かった。同じ演出が好きな人を知ってるわ。あなたは天性の才能を持った、滅多に出会えない逸材。鳥肌ものの歌声。心がこもってる」
アンバーのママが万バーの好物を持って応援に来てた。手作りパイとかお菓子を想像しちゃった。

 


今夜のハイライトで振り返ると、バーネルに反応する。そしてアンバーは圧巻。

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タグ：アメリカン・アイドル シーズン12 トップ10

コメント 2

楽しく読ませて頂きました。
色んな人がアメアイ パフォーマンス
についてブログで解説されてますが
八月のプールさんのが一番 感性と表現力に優れていると思います。
特にニッキーがクリーの歌唱について
朝食に例えたとこなんか凄く共感しました。私なんかは同じ様に感じてても上手く文章表現出来ませんから…>_<…
それにしても今シーズンは層が厚いですね^_^ きっと豊作のシーズンになる予感がします。
ちなみに私はバーネルの歌声が好みです。踊る訳でも歩き回る訳でもなく
一見古臭そうなスタイルですが、その個性的な歌声に実力も備わっており
逆に私には新鮮に映ります。
過去の優勝者は必ずしも歌唱力の優れた者ではなかったので、誰が優勝するかは解りませんが「歌の技術と表現力」を重視してる私としては
バーネル、アンジー、クリー、アンバー、キャンディス この中から優勝者が出て来てくれれば本望です。
これからも八月のプールさんのブログ
注目していますm(_ _)m
by 白熊 (2013-03-25 14:52) 

*白熊さん初めまして。お褒めいただきありがとうございます。
ニッキのワッフルの例えもいいですよね。コメントに感心しきりです。

譜面どおりに歌うだけ、は私の好みではなく
まずはオリジナリティ。そして、その曲に合った心地良さ。
いつまでも心に残るパフォーマンスを観たいです。

遊びに来てくださってありがとう(^ー^* )♪
by あぁ (2013-03-25 20:56)