アメリカン・アイドル10(ミルウォーキー予選)

アメリカン・アイドルシーズン10。地方予選３回目の放送は、ウィスコンシン州ミルウォーキーからです。シーズン１０は、地方予選が面白い。２時間も放送があると、だれちゃうんだけど楽しめたわ。ステーヴン・タイラーが何を言うか楽しみになっちゃった。
ブラッドリーセンターで２０１０年７月２１日に事前審査。今回の会場ゲストはダニー・ゴーキー（ウィスコンシン州出身）とマット・ジロードでした。マットGの姿は放送されなくて残念。この二人の歌を聴いた後、またあの黒い衝立が出てきて事前審査が行われます。
事前審査に合格した参加者が１０月２～３日にコール・バックされ、スティーブン・タイラー、ジェニファー・ロペス、ランディ・ジャクソンの前で歌います。右は司会のライアン・シークレスト（Ryan Seacrest　1974年12月24日-5'8" 1m73cm）参考までに身長も書いてみました。１７３cmは高い方でしょ。全然小さくないのにね。

スコット(Scott McCreery – 16歳高校生)ジョシュ・ターナー“Your Man”
野球少年のスコッティ。なんつー落ち着いた物腰と低音の16歳。２曲目に歌ったトラヴィス・スリットの”Put Some Drive in Your Country
”の方がスコッティに合ってると思った。タイラーの放送禁止用語も炸裂。生放送になったら１０秒くらい遅らせてピー音入れて放送になるのかも＾＾
シーズン8でゲストコーチだったトラヴィス先生（Randy Travis）も、カントリー歌手を目指すスコッティを喜んでるに違いない。

ジョー（Joe Repka – 19歳大学生）ビリー・ジョエルの “Longest Time”
ラジオパーソナリティを目指してるのか。こうして取り上げてもらってよかったね。審査員が引いてる、顔が引きつってる。Sタイラー「君はラジオDJの方が向いてるね」それでもプレスリーの”好きにならずにいられない”歌うし。Sタイラーが一緒に歌ってくれるし。ジョーが部屋を出た後のSタイラーの口だけで、無音の「わお！」に、やっと肩の力が抜けた私。

次の参加者エマの運転する車のラジオからDJジョーの声が流れる演出。

エマ（Emma Henry – 15歳学生） シンディ・ローパーの“True Colors” 15歳で仮免とはいえ車運転してるる！
声が弱いかな？どのジャンルも歌いこなせないだろうな。そして泣く。審査受けてる時泣いたらいかんがな。
Sタイラーはもう「才能を感じたなら(合格させろよランディ｝だもん。その後、ハリウッドから視聴者投票まで絞り込むのが大変になるのに。

ナイーマ（Naima Adedapo – 25歳 清掃員）ダニー・ハサウェイの“For All We Know”
その姿に惹き付けられるナイーマ。猫貝のアクセサリが素敵。存在感ありありです。太い声で聴かせてくれる。｢君は完璧だ」そんなことSタイラーに言われちゃったら、どうよ。どんなに嬉しいか。アリーナの清掃員ではなく、そのアリーナでステージに立って歌う側にが夢なのよね。

ジェローム（Jerome Bell – 27歳バル・ミツワー＆結婚式での歌手） マーヴィン・ゲイの“Let's Get it On”
ソウルフルな声だからこそ、もっと抑えて甘く歌ってほしかった贅沢な好み。ジェロームの声はこの部屋に響く。ランディ｢歌唱力、音程、声のコントロール、表現力も素晴らしい」　JLO「優しいけど力強い」　Sタイラー「超今っぽい。美しい」ハリウッドヘ、ゴーゴー！

ティア（Thia Megia – 15歳高校生）アデルの “Chasing Pavements”
ご両親の感じから中国系かな？がんばれ工藤夕貴似の1５歳。歌いなれてるっていうか、出来上がってる感もあるけど、歌唱力、メリハリある歌い方、その声。どこまで行くかな？ずっと残ったらいいな。

 

ナサニエル（Nathaniel Jones – 22歳 Civil War reenactor-南北戦争再現者）トーケンズ/タイト・フィットの"The Lion Sleeps Tonight"
緊張してうつろな目で歌うナサニエル。ライオンも起きちゃう、その歌声で。南北戦争に夢中なのは分かった。パパの山羊髭とヒッピーじゃないって言いたかったのも分かった。ママが出て行った後、パパはデートもしてないからヒッピーじゃないんだね。ナサニエル解釈では。

メイソン（Mason Wilkinson – 23歳建設労働者） ゴッドスマックの”Serenity”
スティーブン・タイラー、ジェニファー・ロペス、ランディ・ジャクソンを目の前にし緊張しまくるメイソン。ランディの助言で後ろ向いて深呼吸。長～い後ろ向き。歌は一本調子のお経の様で、メロディが分からなかった＞＜　　原曲は【ココ】

 

モリー（Molly DeWolf Swenson – 22歳ホワイトハウスインターン）オーティス・レディングの “（Sittin on） The Dock of the Bay”
ハーバード大学を卒業し、今はホワイトハウスの実習生。大統領に夢中だけど、私はモニカと違うわよ。今朝ランディが参加者にハイタッチした時、私の口パンチした。謝れと言いたいのか。だからハーバード卒は苦手なんだわ。人に謝罪を強要し自分の間違いは謝らないし。苦い思い出がよみがえる。性格は置いといて、容姿も歌唱力もバッチリです。低い声で声量もあります。ハリウッドのチケット貰いました。

----２日目-----

ヘイリー（Hayley Reinhart – 18歳学生）ビートルズの“Oh Darlin”
昨シーズン、シカゴ予選に参加したそうです。めちゃ唸って歌ってる。放送上は短いけど、もっと長く歌ってたんだろうか。あの感じで合格は意外でした。文句なしとか最高と言われてるのも・・・。

 

タイワン（Tiwan Strong – 29歳保育教師）サム・クック/ロッドスチュワート他 “Twisting the Night Away”
私は、タイワンのような歌声、歌い方が好きです。タイラー｛目に輝きがある。それにいい声してる」　ランディ「安定してたし、トーンも良かった」
黄金チケット見て、興奮し足がつっちゃうご家族。

スティーヴ（Steve Beghun – 27歳 公認会計士）The Scriptの"Man Who Can't Be Moved"
大手の会計事務所に勤務してるスティーヴ。監査役をしてるので、ハイウェイパトロール隊の様に煙たがられてるそう。そのストレスを結婚式やお葬式で歌って発散してるんですって。背の高いビッグーンさんｗ　その低い話し声と違って、ハイトーンで歌うギャップ。背の高い人のハイトーンボイスの歌は良いです、好きです。タイラー「心地よい声。ムカつくほどイカしてる。不思議な魅力があって。他とは違うな」３人からイエスを貰ってハリウッド。会場を後にする彼が涙ぐんでる。キュート。

ヴァニカ（Vernika Patterson – 20歳学生/コック） ミニー・リパートンの“Loving You”
どうしてその曲にしたの？歌える曲にした方がいいのにね。難易度高すぎでしょ。
「やり直させて、レディの視線に緊張したの」と誰かの所為にするのはなぁ～。目を閉じ陶酔し歌うも歌唱力が付いてこない。JLO「歌いこなせてないわ」　ヴァニカ「だったら他の曲歌ってもいいわ」　タイラー「どのみち実力不足だろ」　ヴァニカ「そうかしら？」　タイラー「俺にはそう見える」　ヴァニカ「参加者の半分が私より歌が下手くそよ。・・・話にならないわ」　「君のために正直にコメントしたまでだ」　ヴァニカ「「やせてないから駄目なんでしょ？」審査員達「NO!」優勝者のパネルを見るように言うが、太ってるのは男（ルーベンか）だけだと主張する。「やせてない女性だって優勝してる。体形やルックスよりも才能の問題だ」審査員の声に耳も貸さず退場するヴァニカ。あ～あヴァニカ、問題は歌の実力と性格。笑顔が可愛いのにもったいない。

アルバート（Albert Rogers III – 24歳学生）ベン・E・キング他 “Stand By Me”
アルバート面白い。ランディの「ホント２４歳？」に「もっと若く見える？」だもん。声がルーバン・スタッダード、ルーサー・ヴァンドロス、アッシャーに似てると言われるそうで。期待しちゃうよ。
なんというマイペースな“Stand By Me” でしょう。リズム感はどこいっちゃったの？でもやっぱり面白い。タイラー「良かったよ。この番組向きじゃないけど。面白かった」　ランディの「ふざけてると思ったぞ」に「言い過ぎ」と釘を刺すタイラー。タイラーの言葉の影響力は大きいからね。ランディは辛口サイモンになってる。

スコット（Scott Dangerfield – 22歳教師）エイモス・リーの“Dreamin”
会場で出会った可愛い娘ととキスした時の口紅が残ったまま審査員の前にやってきちゃったスコット。でもなぜか嫌みがない。いかにもな顔に見えないからかな。
歌、結構好きです。この普通っぽさから滲み出る格好良さ感は何だろう。魔法掛けられちゃったかしら。
JLO「今までで一番好きだわ」　スコット「OMG、ジェニファーが僕を好きだって・・・」　ランディ「あんなに普通っぽいのに完璧に騙された。HOT！」同意！！　JLO「髪型も眼鏡も全部気に入ったわ」　タイラー「よく来てくれたね」。家族や友人に報告するスコット「ジェニファーが僕のこと好きだって。気絶しそうだった」スコット頑張ってね。

ミーガン（Megan Frazier – 20歳学生） ジャスティン・ビーバーの“Baby”
元気いっぱい。パッカーズの大ファンで、待ってる間もパッカーズの応援。歌は歌は・・・オペラ風だけど酷いです。
面白く楽しいミーガン、パパとパッカーズの応援続けていくのでしょうね。

 

アリソン（Alyson Jaydos – 26歳バーテンダー／ウェイトレス） “Come Together”
スティーブン・タイラーの大ファンのアリソン。会えたことが嬉しくてたまらなさそう。この番組にはもっとロックが必要よとアリー。大好きなSタイラーにハグされてズルイ～。でもアリーはなんか好き。そのハスキーな声も笑い声も。エアロスミスをリクエストされ、よりによって”Dream On”歌うとは。肝心なラストは出来ないからSタイラー任せか。Sタイラー「俺の曲歌ってくれて嬉しかったが、音程が不安定だった」　JLO「声はいい。動きもステージ映えすると思う。他の人には無い魅力があった」　ランディ「まだ早いと思う」　ランディがステーブンに委ねるように持っていって、スティーブンがアリーの合格を決めたようにしてくれた。流石だわ。

クリス（Chris Medina – 26歳バリスタ/ケアテイカー ）スクリプトの“Break Even”
婚約中のクリス。婚約者のジュリアンとは８年付き合い、婚約して約３年。２００９年１０月２日彼女が事故に遭って全てが変わった。外傷性脳挫傷を負った。医者は助からないと言ったが目を覚ますって信じてた。１ヵ月半後目を覚まし、今は車いすの彼女を彼女の母親と世話をしている。事故の2ヶ月後が結婚式だったんだ。”健やかなる時も病める時も命ある限り”彼女から離れるなんて考えられない。もし合格したら彼女が喜んでくれる。彼女が喜んでくれたら、ぼくは幸せなんだ。　私も、生きてて触れられるだけで嬉しいと思う。
やられちゃった、ファルセットの部分でうるうるきちゃった。ジュリアンが車いすで審査員の前に。彼女に合格を伝えたかったのね。スティーブン・タイラー、大好きだわ。彼は強くて優しくてカッコイイ。

ミルウォーキーからは５３人がハリウッドへ。多いよね。
 

タグ：アメリカン・アイドル シーズン10 ミルウォーキー

コメント 5

はじめまして。いつも楽しみに拝読させていただいております！
ところでこのミルウォーキー予選の２日に、
シーズン９のボストン予選で「House of the Rising Sun」
を歌ったアンドリュー・フェンロンがいませんでしたか！？
黒いサングラスをかけた男性がちらっとアップで映されていたのですが。
髪型といい体格といい、彼にそっくりでした！
性格はカンベンしてだけど、選曲・歌唱がずっと気になっていて、
今回改心して再挑戦しないかなと密かに待ち望んでいたので。。
全然違っていたらスミマセン；
by すみれ (2011-02-06 17:34) 

ミルウォーキーでの私の注目さんは、ナイーマとジェローム。
ほかにもいい気になる人はいたけれど…。
一会場53人は多い～。
ハリウッド予選が大混乱になりそうな予感。(^◇^;)

by mikanpanda (2011-02-06 23:09) 

*こさぴーさん、くまらさん、ふじかわさん、Musicfanさん
nice!をありがとうございます。
by あぁ (2011-02-07 00:12) 

*すみれさん、ありがとうございます。
チェックしたのですが、気がつきませんでした。
↑録画したDVDを編集してしまった所為かと＞＜
せっかくの情報なのに、ごめんなさい。
アンドリュー、性格はいまいちですが、歌声とかは気に入ってました。
今年２６歳ののアンドリュー、諦めず挑戦してほしいです。
by あぁ (2011-02-07 00:19) 

*mikanpandaさん、ありがとうございます。
ナイーマもジェロームも雰囲気も良いですよね。
パッカーズファンのミーガンの歌声が
頭から抜けません。
今朝放送になるスーパーボウル、録画してミーガン親子を探しそうです。

ハリウッド予選。宿泊先ははどうなるのかしら。
３００人は超えそうな合格者ですよね。
by あぁ (2011-02-07 00:38)