アメリカン·アイドル14 #19 トップ16→12

アメリカン・アイドル シーズン14、トップ12ファイナリストの発表と視聴者投票を懸けての歌の披露です。今回のテーマは地方予選で歌った曲です。あの曲が編集なしで聴ける嬉しさと成長を楽しめます。

10人までは視聴者投票の結果。残り2枠（男女各1枠）はワイルドカード、投票の低かった6人から審査員が2人選出されます。
審査員はジェニファー·ロペス(Jennifer Lopez ニューヨーク州ブロンクス)、キース·アーバン（Keith Lionel Urbanニュージーランド ノースランド ファンガレイ）、ハリー·コニック·ジュニア（Joseph Harry Fowler Connick, Jr. ルイジアナ州ニューオーリンズ）。司会はライアン・シークレスト（Ryan Seacrest　ジョージア州ダンウッディ）。
メンターはビッグマシン·レコードCEOのスコット·ボーチェッタ（Scott Borchetta 1962年7月3日カリフォルニア州バーバンク生まれ）です。
スティーヴン・タイラー「グラミー賞でスコットに会った時、完璧な髪形だったからイカれた男か音楽業界の人どっちかだと思った。彼は天才。彼の指導なら間違いない」
審査員の時よりよりワイルドになった愛するスティーヴンのコメント。

発表は順不同に思われます。ファイナリストに残った喜びと興奮のままのパフォーマンスです。残ってほしいのはジョーイとクエンティンです。展開が速すぎて残ってほしい人がどんどん絞り込まれていく。

サリナ-ジョイ・クロヴ（Sarina-Joi Crowe　1995年6月27日生まれ）テネシー州コロンビア　ナッシュヴィル予選ミュージシャン　ジャンル：ポップス、ロッR&B。S10トップ、S12、S13そして今シーズン4度目の挑戦のサリナ。
ワンリパブリック"Love Runs Out"
喜びが伝わるパフォーマンス。サリナも音を恥ずほどの興奮なのは無理もない。15歳から4度も挑戦だもの。

キース「歌唱力があるからこそピッチに気をつけて」
JLO「あなたがトップ12に残って最高。音を外さないよう、歌う前にリッキーに音を確認すると良いわ」
ハリー「才能ある君が残って嬉しい」

Sarina-Joi Crowe "Love Runs Out"

 

レイヴォン・オウェン(Rayvon Owen　1991年6月27日生まれ)バージニア州リッチモンド サンフランシスコ予選　23歳歌手/ボーカルコーチ　ジャンル：ポップス、R&B、ゴスペル　
ケイティ·ペリー"Wide Awake"
またこの曲が聴けて嬉しい。鳥肌が立ち過ぎて震える。

JLO「歌の世界に入り込んでたわね。最後の高音に痺れたわ。アップの表情も決まってた」レイヴォンの大照れ。
ハリー「（地方予選から）キャリアを積んだ分だけ聴き応えがあった。君はもっと伸びる」
キース「終盤は特に秀逸。今後も君の歌を聴きたい」

Rayvon Owen "Wide Awake"

ダニエル・シーヴィ（Daniel Seavey　1999年4月2日生まれ）ワシントン州バンクーバー　サンフランシスコ予選　15歳学生　楽器：ギター、ピアノ、マンドリン、サックス、ヴァイオリン、ビオラ、ドラム、リコーダー　ジャンル：アコースティック、R&B、ポップス
ポーラ・アブドゥルの“Straight Up”
歓声が大きい。今回はギターなしで。地方審査より良い。まあ、まだぎくしゃくはしてるけど。可愛いだけじゃないのについ口を衝いて出るのは「かわいい」。

ハリー「当初は君の歌に感心した。今の正直な感想は、他の候補者と比べ、若く経験不足で物足りない。時期尚早」なら資格年齢を検討する話でダニエルの問題ではない。
キース「感情を込められる歌を見つけたら、もっと輝ける」
JLO「キースの言う通り。持ち味を生かせる曲を選べば、必ず前に進める」

Daniel Seavey "Straight Up"

マディ・ウォーカー（ Madisen “Maddie”Walkerr　1997年12月23日生まれ）アイオワ州アンキニー　ニューヨーク予選 17歳高校生　S13から再挑戦　ジャンル：カントリー
グウェン・セバスチャン"Suitcase"
やった！ブライスちゃんが残った。この曲をちゃんと聞けて嬉しかったわ。緊張してるように見えたけど、歌い終わった後の笑顔が輝いてた。

キース「君らしかった」
JLO「歌い方を考えたらダメ。心のまま歌う方が伝わる」
ハリー「確かに考えながら歌ってるように感じるが、上出来だよ」

Maddie Walker "Suitcase"

『Empire 成功の代償』からリンダ役のケイトリン・ ダブルデイとアンドレ・ライオン役 トレイ・ベイヤーズが客席に。アメリカで視聴率1位のドラマ。
ライアン「視聴率1位か、懐かしい」それは言わない約束でしょライアン。シーズンが14も続いてることの方が大きい。

 

ティアナ・ジョーンズ（Tyanna Elise Jones　1998年2月24日生まれ）フロリダ州レジデンス　サンフランシスコ予選　17歳学生　ジャンル：ポップス　
リトル·ミックス“Wings”
ティアナは余裕で残ると思う。ステージで生き生き。水を得た魚の様。16歳でこんな歌声が出せるなんて。贅沢だが、サビは原曲でお願いしたかった。

JLO「抜群の歌唱力と、16歳とは思えない堂々としたステージ」
ハリー「ステージの君は居心地がよさそう。クレイジーで素晴らしい」
キース「物腰、衣装、歌声すべたがスター」

Tyanna Jones "Wings"



ニック・フラディアーニ（Nick Fradiani　1985年11月15日生まれ）コネチカット州ギルフォード　ニューヨーク予選 29歳ミュージシャン　ジャンル：ポップロック　楽器：ギター "America's Got Talent"にバンドで出場経験ありのニック　
ピーター・ガブリエルの“In Your Eyes”
良かったニックも残った。歌ってる時が一番かっこいい。よそ向いて訊いてるとクリス・ドートリーなのは仕方ないか。声質も歌い方も似てる。ファルセットはニックの個性が輝く。

ハリー「その年齢、その経験の豊富さが魅力。観客の反応が証拠さ」
キース「ルックスも声も良い、後はもっと自信を持つこと」
JLO「同感。それと自分に会う曲を選んで。どの部分を切り取っても自分らしさが出る曲をね」

Nick Fradiani "In Your Eyes"




ジャックス（Jax Cole　1996年5月5日生まれ）ニュージャージー州イーストブランズウィック　　ニューヨーク予選　19歳ミュージシャン　ジャンル：ロック、ポップス
ビートルズ“I Want to Hold Your Hand”
今日は大人びて見えるジャックス。ピアノの前に座ると敵はいない。ピアノから離れないでもっとその甘い声でピアノ聴かせて。

キース「ピアノの弾き語りをもっと聴いていたい」
JLO「安定した実力を発揮してた。今日も歌の世界に引き込めれた」
ハリー「バンド演奏が無くても良かったかな。素晴らしい歌声だった」

Jax "I Want to Hold Your Hand"

カシム・ミドルトン（Qaasim Middleton/本名Jakson Middleton　1995年1月13日生まれ）ニューヨーク州ブルックリン　ニューヨーク予選 俳優/ミュージシャン　ジャンル：ファンク、R&B、ヒップホップ　楽器：ギター、ドラム　ダンス：ヒップホップ、バレエ、モダン、ジャズ。アフリカンダンス、タップダンス
スティ－ヴィー・ワンダー“Sir Duke”
愁い帯びて始まったカシムから通常運転に。ビートボックスも入れーの動き回りーの。

JLO「ステージを支配してた」
ハリー「パワフルな面以外の、君の魅力を見せてほしい」
キース「限られた時間の中。実力を発揮してた」

Qaasim Middleton "Sir Duke" Bottom Two

クラーク・ベッカム（Clark Beckham　1992年5月15日生まれ）テネシー州ホワイトハウス　ナッシュヴィル予選　23歳ストリートパフォーマー　楽器：ギター、ピアノ　ジャンル：ブルース、R&B、ポップス
ジェームス・ブラウン“ It's A Man's Man's Man's World”
湯上りの赤ちゃんの顔で歌うクラーク。歌に入り込んで歌ってくれると、聴く方も高揚するわ。

ハリー「ポピュラー音楽史上もっとも女性差別的な歌。それを忘れさせるほどの出来だった」どうした今日のハリー。
キース「はっ！♪女性がいなきゃダメ　Nothing without a woman or a girl♪と歌ってるよ！　クラーク素晴らしかった」
JLO「圧倒的なステージ。今日一番のボーカル」

Clark Beckham "It's a Man's Man's Man's World"

投票で勝ち残れるのはあと一人。ってお気に入りが残ってるじゃん。

ジョーイ・クック（Joey Cook　1993年3月30日生まれ）バージニア州ウッドブリッジ　カンザスシティ予選（祖父に促されアイドルバスの予選を受ける）　カンザスシティ予選　ストリートパフォーマー　楽器：アコーディオン、ウクレレ、ピアノ、バンジョー、マンドリン　ジャンル：フォークパンク
ザ・トーレスト・マン・オン・アース“King of Spain”　
そうだよね、アメリカ。ジョーイが残ったら楽しいよ。今日はマンドリンで“King of Spain”。ジョーイは自分が残れると思わなかったみたいに見える。

キース「結果を聴いて驚いたみたいだったね」
JLO「あなたの個性的なステージが大舞台で映えるか心配だった。でも負けてなかった。ベストの出来」
ハリー「君の独特のスタイルは癖になる。この調子で行けば勝ち進める」
やっとハリーと意見があったわ。
ジョーイは仲間から好かれてるなあ。

Joey Cook "King of Spain" Bottom Three

---ワイルドカード---

JLO「1人目は。アーティスト性もあり、トップ12に相応しい。大好きなクエンティン」

クエンティン・アレクサンダー（Quentin Alexander　1994年12月11日生まれ）ルイジアナ州ノラ　ニューオーリンズ予選　20歳小売業　2度目の挑戦　ジャンル：R&B、オルタナティブロック、サイケデリック・ロック、ポップス
ロードの “Royals”
音楽の神様ありがとう。クエンティンが残れて良かった。アメリカ彼を帰さないでほしい。泣くなクエンティン。泣くには早い。

キース「ジンときた」
JLO「実力通りの出来。もらい泣きしそう。感情の豊かさがあなたの才能。この先も持ち味を発揮し続けて」
ハリー「私は、君の独特な芸術性と感性を気に入っている。ピッチが多少ずれてたが聴き惚れた」
キース「神懸かり的なステージだった」

Quentin Alexander "Royals" Eliminated

キース「安定感のある力強い歌声の持ち主を選んだ。アダナだ」

アダナ・デュリュ（Adanna Duru　1996年10月10日生まれ）カリフォルニア州ダイヤモンドバー　 サンフランシスコ予選 19歳大学生 ジャンル：R＆B、ソウル、ポップス、ダンス、ロック。NBC"The Voice."シーズン3の出場経験あり。
ジャンル：R＆B、ソウル、ポップ、ダンス、ロック。
レディ・ガガの“You and I”
んんん、アダナか。ローレンの歌声の方が好みです。アダナの弾けすぎる歌い方も嫌いじゃないんだけど。
ハリーのコメントが始まってのジャンプして喜び続けるアダナ。逸材だらけだものね。残って嬉しいよね。
ハリー「そのあふれ出るエネルギーを全部歌に昇華させるんだ。音程を外さないように注意」
JLO「課題は１つ。歌声をコントロールすること」
キース「それができればライバルでさえ、立ちあがってノリノリだろう」
Adanna Duru "Yoü and I"



アダム・エゼゲリアン（Adam Ezegelian　1993年10月7日）ニューヨーク州ワンタフ ニューヨーク予選、アレクシス・ゴメス（Alexis Sarah Elizabeth Gómez　1992年5月20日）オハイオ州デイトン 　カンザスシティ予選、ローレン・ロッタ（Loren Sharice Lott　1992年9月9日）カリフォルニア州サンディエゴ　ナッシュヴィル予選、マーク・アンドリュー（Mark Andrew　1985年10月30日）ミネソタ州　イーデンプレーリー　ミネアポリス予選が帰ります。
ローレンがスカートの裾を摘まんでお辞儀したのが胸に応えた。いつかライオンキングの舞台でローレンの名前を見つけるのを楽しみにしてます。　

*お彼岸に泊りで父の墓参りと霊膳を作りに行ってきました。記事のアップが大幅に遅れ申し訳ないです。

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コメント 4

忙しい中アップ有難うございます＾＾
先に勝ち抜き発表、即切り替えて次の生き残りを賭けて歌う今シーズンからの方式に反対です！その状況でベストパフォーマンスを披露するのは難しいと思うから。。。
そんな中、レイヴォンとジョーイクックは流石。
ダニエル君は金の卵。他と比べて物足りない？そんなの当たり前じゃん１５なんだから。彼には無限の可能性を感じます＾＾
ティアナとベッカム、スーパースターに見えました＾＾ナイスパフォーマンス！
やはりJAX！その声が大好き＾＾うっとりさせられました。
この方式を危惧する私の考えは彼らにとっては余計なお世話、なのかも知れない＾＾；
by ロシアンブルー (2015-03-24 14:52) 

私も今回の方式には反対です。
たとえばお気に入りが脱落した場合
そのままさよならなんてさびしいです。
前シーズンまではさよならの曲を最後に歌って
皆が駆け寄って泣いて・・余韻があったもの。

ニックとジャックスの声は魅力的。
クラーク・ベッカムは今回よかったです。この曲はシーズン１０で
ジョシュアが素晴らしすぎてどうかな？と思ったけど実力ありますね。
ティアナも上手い！カシムのステージも楽しいけど動きすぎと
いつか調子に乗り過ぎないかと心配だな。＾＾
ジョーイ・クックとレイヴォン好きだよ～。クエンティンの深い悲しみを
湛えた眼と歌声も。
by Cecile (2015-03-25 00:03) 

*ロシアンブルーさんありがとうございます。
リハーサルもして待機して歌えないで帰る人がいるのが嫌。
次回を懸けて歌う方も、感情のコントロールが難しいと思う。

お客さんが入ってのライブショーだから
短期間でそのコントロールを習得していくのでしょうか。
by あぁ (2015-03-25 14:04) 

*Cecileさん、ありがとうございます。
そうなのよ余韻が無い。
結果発表とパフォーマンスを一緒って、いあの椅子も嫌。

全身全霊で歌うジョシュアには敵わないけど
クラークはクラークで良かったです。

カシムはストッパーが無いのかもしれない。
ジョーイとクエンティンはもう大好きよ。
悲しみを称えた目!そんな目に弱いのよ。
レイヴォンの、明るく優しい気持ちになれる歌声が好き。
でも暗黒面のレイヴォンも見たい。
by あぁ (2015-03-25 14:13)