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アメリカン·アイドル14 #25 アメリカの名曲 [AMERICAN IDOL XIV]

アメリカン・アイドル シーズン14、アメリカの名曲がテーマです。視聴者からリクエストされたアメリカの名曲から2曲ずつ歌います。聴けて嬉しい曲もありました。が、それ以上に心に澱が残る放送でした。

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投票方法も今回アプリでの投票は、次回放送日前日まで受け付けになりました。でも帰る人は5分のツイートで決まってしまいます。
アナウンスしないと思ってたら、今シーズンからサマーツアーは5人!トップ5までしか行けません。カシムもダニエルもいけないってことなの。来週勝ち残らなきゃ行けないってことなの。

審査員はジェニファー·ロペス(Jennifer Lopez ニューヨーク州ブロンクス)、キース·アーバン(Keith Lionel Urbanニュージーランド ノースランド ファンガレイ)、ハリー·コニック·ジュニア(Joseph Harry Fowler Connick, Jr. ルイジアナ州ニューオーリンズ)。司会はライアン・シークレスト(Ryan Seacrest ジョージア州ダンウッディ)。
メンターはビッグマシン·レコードCEOのスコット·ボーチェッタ(Scott Borchetta 1962年7月3日カリフォルニア州バーバンク生まれ)です。

キースのTシャツにハリーがいます。

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ティアナ・ジョーンズ(Tyanna Elise Jones 1998年2月24日生まれ)フロリダ州レジデンス サンフランシスコ予選 学生 ジャンル:ポップス、ゴスペル 
フランキー·ライモン&ティーンエイジャー"Why Do Fools Fall in Love"
スコット「ラジオのインタビューで消極的だったね。相手の目を見て惹きつけるんだ」
冒頭がめちゃくちゃ良かった。その美しいビブラートがあるんだからもっと自信を持って堂々とステージに立ってて欲しい。不安げな視線に見えた。今日の髪の色はツツジピンクなのかな。

キース「もっと歌唱力が生きる曲が良い。エッジを効かせ、ハッとさせるような刺激も必要」
JLO「自分らしく自然に歌えてた。驚く歌声だったけど、キースの言うように刺激も必要ね」
ハリー「フランキー・ライモンの動画は見たか?」 ティアナ「いいえ」
ハリー「この曲が出た時、フランキーは13歳だった。リズム感の良さが君と似てる。でもキースの言うように、動きがほしかった。フランキーは、派手に動かずに周りを巻き込む。それが天才的だった。君も悪くなかったが、もう少し動きが見たかった」
この声の持ち主が13歳のフランキーだったと知り驚く。
Frankie Lymon & The Teenagers - Why Do Fools Fall In Love
ライアン「僕は無理だが、ティアナ気味なら踊れる」

Tyanna Jones "Why Do Fools Fall in Love"


クラーク・ベッカム(Clark Beckham 1992年5月15日生まれ)テネシー州ホワイトハウス ナッシュヴィル予選 23歳ストリートパフォーマー 楽器:ギター、ピアノ ジャンル:ブルース、R&B、ポップス。
スティーヴィー·ワンダー"Superstition"
スコット「決勝が近いけど心境は?」
クラーク「今までは次の歌のことしか考えなかった。勝ち進めるかもわからなかった。でもトップ7となると、どうしても決勝を意識してしまう。優勝に手が届きそうな気がしてきて、夢に近づいてることが信じられない。街で歌ってる時、ここはアメリカン・アイドルのステージだと想像してたんだ。  力をすべて出して結果を出したい」
ちょっと前回ハリーにダメ出しされたギターの弾き語り。スキャットが良かった。勝手に鳥肌だった。ファンキーなステージは大好きよ。

JLO「私のアドバイスを取り入れてくれたのね」
クラーク「Yes,Ma'am もちろんです」
JLO「髪も衣装も完璧。スターの雰囲気を感じるわ。ステージはファンキーで良かった。完成度が高まってきたわね」
ハリー「前回ギターが不評で悔しかっただろうが、その悔しさをバネに今回は見事な演奏を見せた。文句なしだ」
キース「クラークは根性がある。批判を気にせずギターに再挑戦した。演奏もスキャットもクール。ギターのメロディとハモってたのも良かった。後15cm下に構えてギターを弾くといい。高く持つと動きが制限されるが、低く持つともっと体を動かせるからね(やって見せる。会場から感嘆の声」
ハリー「キースの動きが良かった」
JLO「良い助言だわ」
ライアン「素晴らしいお手本だ」
キース「このTシャツも注目して、名曲と言ったらハリー曲もだからね」
ハリー「キースが私を胸に、エアギターをした。夢が一つ叶った」

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ライアンにギターについて質問され
クラーク「このフェンダー・ストラトキャスターを選んだのは、来茶素・ブラザーズなどのバックバンドで父(ヴァージル・ベッカム)がこんなギターを弾いていたからなんだ」
上半身裸で、ギターを下めに構え演奏してる若き日のヴァージル・ベッカムさんの写真がスクリーンに映る。
上の写真は客席のクラークのお父様ヴァージル・ベッカム(左)とライチャス·ブラザーズのビル·メドレー。

Clark Beckham "Superstition"


ジャックス(Jackie “Jax” Cole 1996年5月5日生まれ)ニュージャージー州イーストブランズウィック  ニューヨーク予選 19歳ミュージシャン ジャンル:ロック、ポップス、ポップ・パンク。
ジャニス·ジョプリンの"Piece of My Heart"
スコット「君の音楽とは?」
ジャックス「聴く人に何かを感じてもらう歌を歌いたい。歌う曲に関わらず、喜びや悲しみや怒り、私への好意や嫌悪。どんな感情でも構わない」
スコット「『好意も嫌悪も』と言ったね。大スターほど評価は極端だ」
ジャックス「嫌う人は必ずいるわ」
スコット「仕方ないことだが、これが現実だ。強気で挑むんだよ」スコットとグータッチしてハグ。
いな、お転婆の効かん気の少女の顔が見えて最高。イカしたイカれた衣装が大好きよ。今までバンドに押され気味だったのが、パンククイーンだった。

ハリー「この曲を2バージョンだけ知ってる。ジョプリンとアレサの姉アーマ(Erma Franklin)だ。君のバージョンはその中間で気に入った。曲を自分のモノにし、リズムをつかんでた。感服した」
キース「バンドと一緒の方が乗りが良いようだ」
JLO「力強いパフォーマンスだった。持ち味が出てた。歌いこなすのに難しい曲だけど、見事に決めた」

Jax "Piece of My Heart"


客席には、インディカー・ドライバーのセージ・カラム(2011年スター・マツダ・チャンピオンシップ優勝)とトニー・カナーン(Antoine Rizkallah "Tony" Kanaan Filho, 1974年12月31日 生まれ。2004年のインディカー・シリーズ(IRL)優勝)がクールに座ってます。 

ニック・フラディアーニ(Nick Fradiani 1985年11月15日生まれ)コネチカット州ギルフォード ニューヨーク予選 ミュージシャン ジャンル:ポップロック 楽器:ギター。
トム·ペティの "American Girl"
スコット「フィナーレも近いが君の目標は?」
ニック「自分が優勝すること」
スコット「自信は?」
ニック「ある。気合を入れ直してる。スポーツに例えるとハーフタイム。プレー・オフが始まる瞬間」
スコット「前回は伸び伸び歌ってたね」
ニック「高校から歌ってるんだ(笑う)卒業後も仕事が終わってから深夜まで歌ってた。フィナーレまで強気で攻めたい。聴衆の度肝を抜くようなステージを見せたい」
ニックの言葉に驚いた。強気の心を見せるとは思ってなかった。
髪形変わった? 度肝抜きたいです。まだもっといけると思ってしまう。


キース「最高だった。トム·ペティは君にピッタリ。私もジェニファーも夢中になった」
JLO「前から思ってたけど、ラジオ向きの声ね。耳に優しいけど個性的。あなたが私達の助言を聞いて成長する姿を目の当たりにでき光栄よ」
ハリー「ホテルに帰ったら今の感覚を思い出してほしい。さっきのステージこそ君のあるべき姿だ。選曲も雰囲気もドンピシャだ。私達が求めてる姿だ。最高のステージ」

Nick Fradiani "American Girl"

残るは3人、ジョーイ、クエンティン、レイヴォンが残ってる。呼ばれたのはクエンティン。


クエンティン・アレクサンダー(Quentin Alexander 1994年12月11日)ルイジアナ州ノラ ニューオーリンズ予選 小売業 2度目の挑戦 ジャンル:R&B、オルタナティブロック、サイケデリック・ロック、ポップス
レニー·クラヴィッツの"Are You Gonna Go My Way"
スコット「優勝狙うために、どうすべきだと考えてる?」
クエンティン「ステージを楽しんで弾けるよ。パンドラの箱を開ける時が来たかもね」
スコット「そうだ、今こそ解き放つんだ。一番の敵は?」
クエンティン「自分自身だ。大勢の観客を前に、不安を乗り越え自分に勝たなきゃ先に進めない」
スコット「素晴らしい。同感だ。夢中でやることが大事だ。思い切り攻めて来い」
クエンティン「魔法を見せるよ」
きみはふぁんきーもんきーべべ~い。階段降りる姿も、どの瞬間切り取っても絵になる。


JLO「クエンティン!歓声に負けずに話すわ。全部完璧だった。(収まらない歓声に)観客の意見を代弁してるのよ。レニーの曲はあなたにピッタリ、斬新な衣装も決まってた。音程のズレは気になったけど全体的に上出来」
浮かない顔のクエンティンに「素敵な笑顔を見せて」眩しく笑うクエンティン。
ハリー「君の芸術性や個性には毎回感心する。今回はバンドに主役の座を譲ったようだな。(客席からブーイング)リーキーバンドは迫力満点だからな。原曲通りでアレンジもなかった。もっと個性を出すべき。ハイウェイで、大型トラックの迫力に始終押されてるようだ。押し返す方法を見つけないとダメだ。リッキー・マイナーと渡り合うならもっと強気で攻めろ」
キース「悪くなかったと思う。肩の力が抜けてるのが君の持ち味だから、激しい演奏とあえて張り合う必要はない。衣装も官能的で良かった」
JLO「エンジェルスマイルも素敵よ」笑うクエンティン。JLOは場を読む。

Quentin Alexander "Are You Gonna Go My Way"


後ろから階段を移動させライアン登場。
ライアン「セットが邪魔だ。気分はどう?大丈夫?何を考えてるか教えて」今にも泣きそうな浮かない顔のクエンティンに尋ねます。
ボトム2の2人を見ながらクエンティン「最低だ」
ライアン「なるほど。何が最低なんだい?」
クエンティン「2人は優秀なシンガーで、1人は親友だ。なのにこんなのくそだ」
ライアン「一つ言っておく、ボトム2に入ったが親友が脱落とは限らない」
クエンティン「くそは撤回だ」 ジョーイ「I love baby]
ライアン「お疲れ」ステージを降りるクエンティン。
ハリー「訳が分からない。意味不明だ」
ライアン「何が?」ハリー「CM中?」ライアン「オンエア中」
ハリー「クエンティン文句があるなら故郷へ帰れ。君は、番組からお金をもらい貴重な経験もさせてもらってる。番組を侮辱しちゃだめだ」
JLO&キース「候補者たちは仲が良いから」
クエンティンがハリーの横に来る。
クエンティン「くそと言ったのは番組全体のことじゃない」
ハリー「私はそう受け取った」
クエンティン「脱落のことです」
ハリー「仕方ない度ろう」
ライアン「彼は友達を・・・」
クエンティン「僕が言いたかったのっは脱落は悲しいってこと。それをくそと表現した。(客席から拍手)番組を侮辱する気はない」
ハリー「よく分かったよ。私はてっきり君が戦いを・・・」
クエンティン「だから釈明したんだ」
ハリー「OK」 クエンティン「「ありがとう」

クエンティンは正直です。手の内を全てさらけ出します。歌では最大の武器になってます。これまでの助言から、ハリーはクエンティンを目に掛けてたように思いました。だからこその強い意見だったのかもしれません。ハリーに誤解されてしまったもどかしさよ。

Quentin Takes on Harry - AMERICAN IDOL XIV

ジョーイ・クック(Joey Cook 1993年3月30日生まれ)バージニア州ウッドブリッジ/現在ルイジアナ州ニューオリンズ カンザスシティ予選 ストリートミュージシャン 楽器:アコーディオン、ウクレレ、ピアノ、バンジョー、マンドリン ジャンル:フォークパンク、ジャズ。
1937年のミュージカル『ベイブス・イン・アームス』から"My Funny Valentine"
スコット「番組の参加のきっかけは?」
ジョーイ「音楽は諦めかけてたけど、色んな事があって挑戦してみることにしたの。落ちても人生の終わりじゃないし」
スコット「優勝したい?」
ジョーイ「もちろん。誰だってそうよ。トップ12になっても異質な私が期待されていなかった。でも今私はここにいる」
スコット「番組は芸術性も重視してる」
ジョーイ「変わった才能を探すのね」
スコット「いつだって、芸術性が無ければスターになれないからね」
名曲と言ったら、この曲。ジョーイの色が出てて良かった。ジョーイが、シャーロット・ケイト・フォックスに見える。この歌は欠点こそ愛おしいと歌ってると解釈してるけど、ジョーイは私はこんな欠点あるけど、好きでいてくれる?って歌ってるように感じた。

ハリー「審査員がもどかしいのは指導できない事だ。君のパフォーマンスをさらに魅力的にする方法が15項目は思いつく。君は賢く曲について調べあげ、歌詞も深く理解してる。有名で象徴的なこの曲を、若いながらうまく歌い上げた。凄く良かったよ」
キース「興味深いのは、君は時々実力を超える曲に挑戦することだ。攻める姿勢が良い。歌い慣れてなくても果敢に挑戦する。勝負しに行った君は称賛に値する」
JLO「あなたの声の大ファンよ。あなたの雰囲気にピッタリだと思った。音楽に歌声がマッチしてたけど、思ったほど感動しなかった」
クエンティンはジョーイの結婚式の立会人になってくれるんですって。4mの高さになって。何それ空中ブランコのクエンティンが思い浮かんだわよ。
Joey Cook "My Funny Valentine"

レイヴォン・オウェン(Rayvon Owen 1991年6月27日生まれ)バージニア州リッチモンド サンフランシスコ予選 23歳歌手/ボーカルコーチ ジャンル:ポップス、R&B、ゴスペル。
ドゥービー·ブラザーズの "Long Train Runnin'"
スコット「また下位になったら経験を生かせ。何度も這い上がってきただろ」
レイヴォン「闘志に火が点くんだ。『ボトムになって落ち込んでるか』って訊かれる『この場にいられて幸せ』と答えてる。多くのことを学べて、人生の糧になるからね」
レイヴォンが踊ってる!カシムが乗り移ったか。ボトムで競り合った相手を吸収してるのかと思っちゃうよレイヴォン。弾けるレイヴォンは良いね。

キース「今のステージでは、もう少し何かを感じたかった。もっとエッジを効かせてもいい」
JLO「窮地に立たされても、美声を武器に闘い続けてる。前回の助言を生かし、今回は個性が出てた。その調子で成長しながら残り続けてね」
ハリー「何度もボトム2になりそこから伏角するのは想像を絶する。君を尊敬する。優しげなルックス、美しい歌声は君の武器だが。選曲で成功するのが今後のカギとなるはず」

Rayvon Owen "Long Train Runnin'"


◆2曲目
スコットは家族について訊いています。

クラーク・ベッカム
映画『ティファニーで朝食をから』シナトラの"Moon River" 
クラーク「僕が僕を信じるより先に(涙ぐみ言葉に詰まりながら)、10歳の僕を信じてくれた。トロフィーをモリ帰り成功を分かち合いたいよ。成功を掴んで家に帰ったら『信じてたよ。言った通りだろ』って迎えてくれるだろう」
オードリーじゃなく、マリリンが涙をためて登場しそうだったわよ。クラークつくづく良い声だわ。

歓声にまぎれて審査員
JLO「鳥肌ものね」ハリー「またか」JLO「何て言ったの?」ハリー「何でもない」キース「(JLOに)分かるよ」
JLO「滑らかでクリーミーな歌声だったわ、何でこんな単語が」
ハリー「君のパフォーマンスは甘くて美しいが、コードを学べばもっと良くなる。曲が古臭くならないようコードを勉強しろ。もしかして今の段階で7人中ミュージシャンは君だけだ。今風の珍しいコードに挑戦してもいいはずだ。メジャーセブンばかり使わず工夫するんだ」
キース「麻酔みたく温かくぼんやりしちゃったよ。ピアノはもっと低くするべきかな(腰を曲げ、脚元で弾く真似をして見せる)良かったよクラーク」
コードと言えば、先週音楽の話で盛り上がってたら、独自のコードを編み出した加山雄三なんて話を聞いて驚いちゃった。

Clark Beckham "Moon River"


ティアナ・ジョーンズ
ティアナ「兄弟に会いたいけど、母の方が辛いと思う。自分の子供達に会えないんだもの」
スコット「君の家族にとって優勝とは?」
ティアナ「家族の人生全てが懸ってるの。優勝できたら最高の気分」
動きがモータウンの申し子。音程にまだ不安はあるものの、堂々とした歌いっぷり。
ハリー「失敗は許されない完ぺきであるべきだと、君が歌う前に話してたんだ。歌声も動きも文句のつけようがない出来」
キース「これだけの実力を16歳で備えてるなんて。将来の可能性は計り知れない」
JLO「素晴らしいパフォーマンス。伸び伸びしてあなたらしくて。正しい選曲で、今みたいに歌えば観客を魅了できる」

Tyanna Jones "Proud Mary"

ニック・フラディアーニ
ビリージョエルの"Only the Good Die Young"
ニック「父は親友だよ。僕が歌う姿を見て感極まってる。父は15歳から音楽の道を目指してたから、僕が代わりに夢を叶えたい。『これまでの父さんの努力はお前につながってたんだな』と父が言う。父がいなかったら今の僕は存在しない」
親が自分の夢を子に託すは、前の私は反撥してました。ニックの言葉聞いて、子供が成人し社会経験もし強く望むならそれもありと思いました。
琥珀色が似合うことよ。歌い終わりの顔、良い顔だった。

アレンジはボーカルコーチと試行錯誤したそうです」
キース「歌詞にピッタリだったし、君の持ち味が生かされてた。満点の出来」
JLO「同感。椅子から早く立ちあがってと思ってた」
ニック「予定外だった」
JLO「型どおりのパフォーマンスじゃ何も響かない。心の赴くままに曲に身を任せればいいのよ」
ハリー「アレンジに感心した。ビリーの歌声からは相手への熱い思いが伝わる。君は自分の世界に浸ってるように見える」
なるほど、心が動かないのはそこなのか。

Nick Fradiani "Only the Good Die Young"


クエンティン・アレクサンダー
サイモン&ガーファンクルの"The Sound of Silence"
スコット「音楽はいつから?」
クエンティン「本格的に歌い始めたのは高校の時。ある日母が学校に来た時、青少年プログラムの担当者が僕の歌を聴かせたんだ。僕が歌うと母は立ちあがって部屋を出て行き号泣してたんだ。僕の才能に驚いたらしい。それ以来歌い続けてる。母は応援してくれてる。ここまで来られて本当に喜んでるよ。僕の努力が報われたからね」

以外な選曲でじっくり聴かせて、涙がたまる。彼を帰さないで。
JLO「どんな重圧を感じても、自分の感情を抑えられるのがアーティスト。あなたは心優しい人。さっきの発言でみんなを驚かせたけど、本来のあなたじゃないはず。アーティストには豊かな感受性が必要だけど、その時の気分じゃなく、深い思いを表現するのよ。全体的には良かった」
ハリー「君のパフォーマンスでいつも感心するのは、しっかりと歌詞を理解してること正しい音程を保ってる時の、君の歌声は最高に美しい。本当に聞き惚れる。だからもう一度言う。音程の問題を克服白。歌い手にとって重要だ。スコットやリッキーに相談して。しっかり練習を積むんだ。優れた芸術性に技術が追いついたら、君は無敵だ」
キース「君ならできる。私が見事だと思うのは、君が曲を独自に解釈し表現することだ。君が目指す方向は素晴らしい」

クエンティン「侮辱する気はなかった。さっきはあんな発言したけど、誰かを侮辱する気はなかった。つい、感情的になってしまった」穏やかに頷くハリー
ライアン「ハリーを殴るとか、(首を振り否定しうクエンティン)止める気でいたけど」笑いが起きる。
JLO「あり得ないわ」笑ってるハリー。
ライアン「もちろんわかってるよ」
クエンティンが恐れてることは、人を侮辱してしまうことだろうに。

Quentin Alexander "The Sound of Silence"



ジャックス
マイケル·ジャクソンの"Beat It"
ジャックス「父は親友みたいなの父と性格も似てるの。父は強くて頼りになる、同時にとても繊細な心を持ってる。911から心がとても傷ついてるのが私にはわかるの。力強さと繊細さを大切にしたい」
守りに入りません。得意な曲調だけに逃げません。幅を広げていきます。しかも九の一です。
ハリー「2つ気に入った。1つ目は君の髪の静電気」
ジャックス「いやだ(髪を抑える)何を使ってるのJLO?」
ハリー「時間が無い、ジェニファーの輝きについて話すには一日かけないと。こういうステージの君を見たいと思ってた。舞台の上をバカみたいに走り回る君をね。(舌を出しお手上げのポ-ズのジャックス)時には目を外すことが大事だからね」
キース「一曲目と違う面が見れて良かった」
JLO「羽目を外してもクールに見せるのが重要よ。あなたは十分クールだった、上出来よ」
髪の静電気には、藪椿のオイルが良いんだよジャックス。祖母を思い出して使い始めた藪椿のオイル。顔にも髪にも使えて重宝してる。

Jax "Beat It"

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4週連続ボトム3のレイヴォン。ファン投票で2回救われてる。正規の投票には弱いが土壇場で強いレイヴォン。ダニエル、カシムが帰り、優勝候補とキースに言われたジョーイが帰ることになったら、このまま優勝してしまうのではと思ってしまう。崖っぷちからの復帰力に驚く。


レイヴォン・オウェン
ウィリー·ネルソンの"Always on My Mind"
スコット「どう掘り下げる?」
レイヴォン「僕が今まで格闘してきた葛藤を歌に込めたい。母子家庭で育ったこととか。父とは偶にだけど連絡取ってる。父は傍にいてくれなかったけど、僕を誇りに思ってくれてる息子と認めてくれてる」
スコット「自分をさらけ出すんだ。自分の違う一面を見せる必要がある」
まだ取り繕って見える。でも、明るく前向きに自分に言い聞かせないと、進めない時はある。時々見せる冷たい目の時考えてることを歌にぶつけたらいいのに。
泣きの声泣きの顔レイヴォンの歌。

キース「曲も美しい歌声も良かった」
JLO「感情がこもってたから、心に響いた」
ハリー君はバラードを極めるべきだと、私は思い始めてる。偶にはテンポの速い曲も良いが、バラードが合う。今回のように曲に感情を込められ君の個性も際立つ。みんなレベルが高いから、投票する方も大変だよな」
Rayvon Owen "Always on My Mind"


ジョーイ・クック
ジェファーソン·エアプレインの"あなただけを(Somebody to Love)"
スコット「君は王道から少し外れているが、独自の芸術性がある。誰の影響?」
ジョーイ「母が色んな音楽を聴いてたの。ガンズ・アンド・ローゼズ 、チャカ・カーン、プリンス。ハード・ロックからR&B、それに家族はカントリー好き。お祖父ちゃんは私がカントリーシンガーだと思ってるの。どんな否定してもお祖父ちゃんにとって私はカントリー歌手らしいわ」
ライアン「レイヴォンとの一騎打ちでジョーイは勝てる?」
スコット「スタイルが違うから何とも言えないが、ジョーイは、この番組で様々な音楽的才能を発揮してる番組を通して大きく成長してきた、これが最後のステージになったとしても、ジョーイはこの世界で成功する」
ジョーイらしいステージで泣けてくる。ハリウッドではクイーンの"Somebody to Love"の歌詞を書いて書いて覚えようとして本番はアドリブで切り抜け、今回はジェファーソン·エアプレインの"Somebody to Love"。バンドにバンジョーがあるからお祖父ちゃんがカントリーと勘違いするのかと思ったりしながら聴いてたわ。
歌った後の顔が清々しいジョーイ。

JLO「そうよ解き放つのよ。1曲目はピンと来なかったけど、今回はあなたの魅力が十分に発揮されてた。曲を完全に自分の色に染めてた、パーフェクト・ジョーイ・クック。歌唱力もアピール出来てて気に入ったわ」
ハリー「さっきのグルーヴでは、曲に合わせ踊り難い。観客が慣れてないリズムを刻むと、歌ってる方がプレッシャーを感じてしまう、観客がグルーヴを掴み難く踊り難いからね。あえて挑戦した君は凄い。歌唱力も安定してた。独創的なアレンジができることが君の人気の理由だな」
キース「今回は君とジャックスのステージが光ってた。2つの両極端な魅力を披露出来てたよ。君のコンサートでは、色んなティストが楽しめそうだ」


Joey Cook "Somebody to Love"


ハリー「今ここにいる候補者は全員音楽業界で成功するだろう。ずば抜けた才能があることは確かだから。誰かが脱落するのは胸が痛むよ」

JLO「厳しい戦いだから辛い気持ちになる。でも、ここまで来ただけでも立派なことよ。ジョーイもレイヴォンも安心して。きっと大丈夫、これをバネにして強くなればいい。人生も業界もそういうものよ」

キース「視聴者も、個性が全く違うから決めかねただろう。でも今や全米が君らを知ってる。凄いことだ」

5分のツイートの結果、52%票を集め救われたのはまたしてもレイヴォン。


Curtain Call: Joey Cook - AMERICAN IDOL XIV

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ロシアンブルー

いや〜^^;驚いた。ジョーイが去ってしまうなんてショック。確かにレイヴォンの2曲目は泣きが入って良かったけど…
自分の中ではJAX、ジョーイ、ベッカム、ティアナが揺るぎない4強だと思ってたんだけとな(;_;)残念。
JAXの弾けっぷり良かったです(^^)
ベッカムの1曲目、冒頭から引き込まれました。
ティアナも2曲目は流石でしたね。この子が16歳である事をすっかり忘れていました^^;凄い。
by ロシアンブルー (2015-04-28 20:55) 

あぁ

※ロシアンブルーさん、ありがとうございます。
ジョーイのインスタに、ファンのちいちゃいちゃん達が描いたと思われる、ジョーイの似顔絵がアップされてるの。
ファン層も広かったジョーイが去ってしまうなんて。
知った時は血の気が引きました。

ティアナが選曲によって出来にバラツキあるけど
あのビブラートが聴ければ、つい満足してしまう。

ジャックスは、今回グィィィンと飛躍した。
一処に留まっていない。
色んなジャックスが見られて嬉しい。

クラーク・ベッカムは素直ですよね。
物凄く可愛く感じる時と、渋い憂いを感じる時があるのです。
by あぁ (2015-04-28 22:20) 

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