アメリカン・アイドル12#34トップ3

アメリカン・アイドルシーズン12もいよいよトップ3まで来ました。もう来週はフィナーレ。
今夜は、ジミー・アイオヴィン選曲、審査員選曲、番組選曲の3曲を披露します。本人選曲がないのが寂しい。ここで自作曲を披露してくると期待もあった。
右から3人目が、イーライさんかな？

審査員はキース·アーバン（Keith Urban）、ニッキ·ミナージュ（Nicki Minaj）、ランディ·ジャクソン（Randy Jackson）、マライア·キャリー（Mariah Carey）。ホストはライアン·シークレスト（Ryan Seacrest）。そしてジミー・アイオヴィン（James "Jimmy" Iovine）です。

 

♪1曲目.ジミー・アイオヴィン選曲

クリィ・ハリソン（Kree Harrison 1990年5月17日22歳）デモシンガー　テキサス州ウッドビル OKC予選。ジャンル:カントリー　楽器:ギター。
P!nk"F**kin' Perfect"
P!nkともホリーとも違う"F**kin' Perfect"。ギターを背負った彼をつい目で追ってしまったが。動きがぎこちなく、息苦しそうに感じだ。
アデルの“Set Fire To The Rain”をクリィで聴きたかった。
11歳の姪レイリーを思って歌ったクリィ。
キース「どんな曲も、君はビブラートを使ってカントリーにしてしまう。歌を自分のモノにできるのはいいこと」
ニッキ「いつ聴いても、上質ないい声。温かみがあって、甘く耳に心地よい。ヒールの低いカウボーイブーツでワイルドに歌ったらどうかしら」
ランディ「この曲は君に合わないと、俺は思う。しっくりこなかったし勢いも感じなかった」
マライア「なんて言ったらいいか･･･ジミーの選曲を興味深く聴いた。気持ちも伝わってきたけど、もっと良いステージにできた気もする」

キャンディス·グラヴァー（Candice Glover　1989年11月22日23歳）旅行コーディネーターサウスカロライナ州セントヘレナ島　 CLT予選　ジャンル:R&B。S9、S11から3度目の挑戦。
U2 "One"
サイモンがアダムに選曲した曲。あの時は衝撃だった。ジミーの選曲は独創性がなく感じる。選曲でも「まさかこの曲を歌わせるんだ」と驚きたいんだけど。
前半痺れました。気持ちが高ぶって動いちゃうんだろうな。
ニッキ「あなたのこの曲を選んだジミーを褒めたい。私の他にも、メアリー・J・ブライジのカバーに感動したはず。彼女の"One"は鳥肌なのよ。それには到底及ばないと思ったけど、歌姫の実力を発揮して見事に歌い上げた」
ランディ「みんな3度目の正直を信じるよな！新たな可能性を感じた。完璧ではないが、感情の込め方には脱帽」
マライア「あなたが歌手ではなく、旅行関係の仕事してたなんて、理解に苦しむ。
自分を信じて夢を叶えるのよ」
キース「君の声にはパワーがある。その声には、とてつもない力が宿ってると、毎回実感できる。アドレナリン全開でシャープになってたが、この曲への真摯な思いが伝わってきた」




アンジェラ“アンジー”ミラー（Angela “Angie” Miller 1994年2月17日19歳）フードサービス　マサチューセッツ州ベヴァリー NYC予選　ジャンル:ポップ、クリスチャン・ミュージック、オルタナティヴ・ロック　楽器:ピアノ。
エルトン・ジョン"Sorry Seems to Be the Hardest Word"
アンジーの声は、耳に優しく心穏やかになる。アンジーの歌とは、ダイヤルインの関係。
ランディ「エルトン・ジョンと同じようにピアノの弾き語りを期待した」
アンジー「本番までマスターできるか不安だったので、やめました」
ランディ「ピアノにうってつけの曲だから気になっただけ。抑えた歌い方が素晴らしかった。特に序盤の落ち着いた歌い方が気に入った。心から楽しめるステージだった」
マライア「私もジミーも想像したのは、ピアノとスモークを使った華やかなステージだった。想像とは違ったけど、ベストに入るステージだった」
キース「もっと抑えても良かったとも思うが。声域が広いし、高音の響き方も素晴らしい。それと同時に、人の心に訴えかける力も持ってる。今回の歌い方に十分心を揺さぶられたが、もう少し抑えた方が良い。タイミングによっては、声を張っても良いが、この曲はもっと控えめな歌い方が良いと思う」
ニッキ「あなたの歌には、何度も心を揺さぶられてきた。家に帰って何度も録画をみたわ。今回は心に響かなかったけど、間違いなくあなたは優勝候補」



ジミー「難しい曲をあえて選んだ。クリィは歌詞を理解してたが期待以下。アンジーは素晴らしかったが、ピアノが無かったのは残念だが、感情移入が出来てた。キャンディスは良かったが少しミスが見られた。この回はアンジーに軍配」
自分以外の人が選曲し3曲生放送で歌う夜に、歌+ピアノを披露できるまでに短期間で仕上げるって。楽譜見ちゃいけないはずだし、期待が大きい。　

♪2曲目：審査員選曲

キャンディス・グローバーの帰郷


スモークツリー、ラジオから流れるキャンディス帰郷のニュース、カゴを編んでるお婆ちゃん。キャンディスの好きな紫色が溢れてる。
元の職場訪問そして実家へ、6人の弟妹のお姉さんのキャンディス。ガラの文化遺産施設を訪問。パレード。初コンサート。サウスカロライナ州知事「5月4日をキャンディスの日に認定します」
流れてる曲は、ケイティ・ペリー"Wide Awake"、メアリーJ.ブライジ"The Living Proof"、アリシアキーズ"Girl on Fire"。



キャンディス·グラヴァー
エミリー・サンディ"Next to Me"

出だしと、にっこり笑ったとこは好き。その後は、パンツの柄に気をとらえてしまった自分が情けない。
マライア「A+の出来」
キース「感心したことが2つ。1つ目は、歌いだしが歌じゃなく君の話を聴いてる気分だった。歌じゃなく会話みたいで完璧。2つ目はフレーズを繰り返した最後の部分。主旋律を保つことに拘らず、心のまま歌ってた。思うがまま歌えるのは素晴らしい」
ニッキ「里帰りに感動したわ。力強く歌うあなたを誇りに思う。心から誇りに思ってる」
ランディ「里帰りの映像で、我々も勇気づけられた。ここに到着するまで色んな苦労があったよな。無名の才能が認められる瞬間だ」





アンジー・ミラーの帰郷

アンジーの拍手、喜びの拍手。髭ポックルの兄ジョナサン・ミラー。友人のイーライと、妹が優勝するまで顎鬚を剃らないそうです。謎が解けた。客席のお兄ちゃんが、どんどん髭ポックルになるのが不思議だったから。
ボストン空港に着いたのは夜の9時。そのままFOX-25のニュース番組に出る。朝リモでビバリーへ。アンジー「BOSTON　STRONG　あの看板の言葉が好きよ。ボストンは挫けないわ。帰れてよかった」橋を渡りビバリー。カフェで友達と会い、一緒にリモに乗る。母校センターヴィルスクール訪問。花を渡されたり、愛の告白されたり。実家に帰りニャンコもふもふ。パレードでバラをもらう。そしてお兄ちゃんも一緒にライブ、マサチューセッツ州のカウボーイハットを被った橋爪功氏の応援を受ける。

ワンリパブリック"Feel Again"、ジェシーJ "Who You Are" 、アンジーミラー"オリジナル曲You Set Me Free"。



アンジェラ“アンジー”ミラー　P!nk"Try"

ん～ん元気いっぱいで、楽しそうで嬉しくなる。
キース「いいぞアンジー。ピアノを弾かないとは思わなかったが、それでも気持ちよさそうに歌って良かった。ボストンストロング！ベイビー」
ニッキ「私の頭の中を覗くのはやめて！メモになんて書いてある？
キース「君の電話番号だね」
ニッキ「違いでしょ。アップテンポな曲を、気持ちよさそうに歌ってた。歌詞も真に迫ってた。実家で何があったの・」
アンジー「里帰りでパワーをもらって、気合が入ったの。映像も力になった」
ニッキ「OMG。毎日映像を見返すべきね。マイリー・サイラスに似てる」顔似てる。マイリー、ベリーショートになってもカッコかわいい。
ランディ「この素晴らしい曲は、友人のバズビー（Michael James Ryan Busbee）が書いてピンクが歌った。君にピッタリだった。伸び伸びとした歌声が良かった。アンジーが勝ちに来た！」
マライア「。今まで以上に最高の歌を聴かせてくれた。ロック調で高音がよく出てたし、自由に動き回ってた。あなたの居場所はステージだと感じた」

クリィ・ハリソンの帰郷

3人の中では、テキサスはハリウッドから一番近く金曜日の午後5時にジャスパー軍空港に到着。とは言っても、ハリウッドからウッドビルまで2600km以上離れてる。
街の人は『ロージーオドネルショー』に出てた10歳のクリィも覚えてるし、ご両親のことも。
姉家族、親戚たちと夜はバーベキュー。次の日、御両親と過ごしてた家へ。クリィが12歳の時、父クリントさん(1962-2001年10月11日)を飛行機事故で、19歳の時自動車事故で母キャシーさん(1961-2009年9月22日)が亡くなった。私はクリィのぎこちなさはここから来てると思う。突然の事故、未成年が理解するのに時間がかかる。成人した後でも、何ヶ月後かにいなくなると分かってても時間薬は効き目が遅い。
ウッドビルでパレード。「ここには、手で掴めそうなほど愛が溢れてる」。たーらー郡ロデオ場。小ちゃいちゃんは、羊でロデオ。フォードパークアリーナでコンサート。泣いちまったぜ。
ロード・ヒューロン"Time to Run"、Devotchka & Mychael Danna"The Winner Is" 、 キャリーアンダーウッド/クリーハリソン"See You Again"




クリィ・ハリソン
ラスカル・フラッツ"Here Comes Goodbye"

これが私の好きなクリィ。
ニッキ「今のパフォーマンスではっきり分かった。愛の力が、人をいかに勇気づけるか。感情の引き金になる。その若さで両親がいないのは、相当辛いことよ。あなたはベガスから私のワイフよね。あなたを誇りに思うわ。両親はあなたを今も見守って、キスとハグをしてくれてる。大きな愛で包んでくれてるの」一番言ってほしいことを言ってくれるニッキ。誰が言っても心に響くものではない心からの言葉だからこそ。
ランディ「言葉に出来ない。里帰りがプラスになってる。君たちは最高のトップ3。君は美しく、巧みな感情表現で、我々を魅了した」
マライア「人を引き付ける何かがある。里ガエルの全てがあなたの糧になり、それは失われることは無い。気取って見せる必要は無い。自然体でいられる強さは、誰にも奪うことができない」
キース「君にピッタリの曲。歌の世界を完璧に表現出来てた。聴けて幸せだった」
ライアンがおでこをつけた。その一瞬、溢れる思いに涙腺が緩む。



ジミー「里帰り映像観てから歌うのは、難しかっただろう。アンジーとクリィの選曲は完璧。2人は互角。」キャンディスには、彼女しか歌えない難曲にすべき。2曲目の勝者はクリィ」

♪3曲目：番組の選曲

アンジェラ“アンジー”ミラー 　エミリー・サンディ"Maybe"
泣く。アンジーが見せてくれる映像が好きだ。
ランディ「心がこもってた。ピアノの弾き語りが最高だと思ってたが、3曲とも素晴らしい出来だった」
マライア「歌いこなすのが難しい曲を、最後まで力強く歌い切って見せた。曲に入り込んで、情熱が溢れてた。あなたらしさを感じる、非の打ちどころのないパフォーマンスだった」
キース「君らしかった」
ニッキ「文句のつけようがない。毎回、批評に耳を傾けて、努力した結果だと思う。あなたの成長ぶりは、私の期待をはるかに上回ってる」




クリィ・ハリソン　ザ・バンド・ペリー"Better Dig Two"
バンジョーもバイオリンもレックスも良かった。でもなんかテンポがゆっくりに感じた。この曲ってもっと激しいと思ってた。
マライア「ワイルドだったわ。ロックティストを感じた」
キース「君には合ってない」
ニッキ「私もそう思う。曲を選んだ人は石打の刑」
ランディ「君がスーパースターなのは周知の事実。この曲は、君の実力を発揮できる曲じゃなかった」




キャンディス·グラヴァー 　ウエスト・サイド物語からＲ・グリスト"Somewhere"
お付き合や柵で選曲してたと思ったが、キャンディスにはこの曲だもの。選曲した人は、キャンディスの歌声で、どうしても聴きたかったんだろうな。審査員総立ち。
キース「キャンディスに投票したくない人は、医者に診てもらった方がいい」
ニッキ「それじゃあ、決勝戦で会いましょう」
ランディ「素晴らしかった。歌うたびに着々と成長していく。努力の成果だ」
マライア「あなたを誇りに思うわ。どんな曲でも歌いこなせることを証明した。また泣かせてくれたわね」
 

ジミー「第一ラウンドは、アンジー。次はクリィ。"Somewhere"は誰もが知ってる曲。そんな定番の曲まで自分のモノにしたキャンディス。総合的にキャンディスの勝利」
 
キャンディスが突っ走る。シーズン9からどんな努力をしたんだろう。

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