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アメリカン・アイドル12#28トップ5@生まれた年の曲/Divas [American Idol season12]

アメリカン・アイドルシーズン12、トップ5のテーマは生まれた年の曲と、ディーヴァです。
トップ5が全員女性は初めてです。女性が強かったシーズン3でもトップ5にはジョージ・ハフ(George Huff 1980年11月4日ルイジアナ州ニューオーリンズ生まれ)がいました。逆に男性が上位を占めたのは、S8のクリス、アダム、ダニーのトップ3でした。

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アメリカ放送があった2日前の月曜日、ボストンマラソンがありました。

審査員はキース·アーバン(Keith Urban)、ニッキ·ミナージュ(Nicki Minaj)、ランディ·ジャクソン(Randy Jackson)、マライア·キャリー(Mariah Carey)。ホストはライアン·シークレスト(Ryan Seacrest)です。そしてジミー・アイオヴィン(James "Jimmy" Iovine)。

1曲目♪生まれた年の曲  (私が歌ってほしい、その年の日本のヒット曲)

1.キャンディス·グラヴァー(Candice Glover 1989年11月22日23歳)
ポーラ・アブドゥル"Straight Up"1988年2月 
プリンセス・プリンセス“M”
だからさ、アメリカン・アイドルで好評だった歌しか知らないんじゃないと思わせないでほしいの。ガルシアの衝撃を上回る出来ではなかった。アレンジも好みではない。実力も人気もあるのだから、思い切った曲に挑戦してほしいの。経験がなくても優秀な語り手なんだから、どんな曲だった歌える。バーネルとの口げんかのように、強気で行ってくれい。ところでそのギターの方はどなた?
キース「今のは痺れた。アレンジが良かった。聴き応え有った。ファルセットと地声の切り替えが良かった。ハードルが上がった」
ニッキ「原曲も好きよ。見事にモノにしてた」
ランディ「リラックスしてたのが良かった。ポーラの功績も称えたい」
マライア「天才的な選曲。キャンディス風味が効いてた」
ジミー「もっと声域の広い曲を」
ジャネルが選曲を手伝ってくれたんですって。



2.ジャネル・アーサー(Janelle Arthur 1989年12月12日23歳)
ヴィンス·ギル"When I Call Your Name" 1990年5月
久保田 利伸 “Indigo Waltz”
なぜだ、泣けてきた。ジャネルの思いがいっぱい詰まってて、胸を打たれた。
ニッキ「天使の歌声。ギターがあるとリラックスしてる」
ランディ「これこそが君自身の世界感」
マライア「歌に心がこもってる。あなたの魅力は誰にも奪えない」
キース「パーフェクトな音だったが、もっと感情を」
マライア「私は感動したわよキース。女性には分かるの」
ジミー「歌に説得力がない。感情移入が足りない」
はあ?同じ歌を聴いてたのかしら。



3.クリィ・ハリソン(Kree Harrison 1990年5月17日22歳)
ブラック・クロウズ"She Talks to Angels" 1990年
BEGIN “恋しくて”
もうほんのポッチリで良いから、ねっとり色っぽく歌ってもらいたい。
時々心ここにあらずに見える。
ランディ「出だしから引き込まれた。君にはブルースやソウルを感じる。訴えるものがあった」
マライア「あなたは何だって歌える。もっと歌の世界に没頭してほしい」
キース「ぎこちない動きがあった。テレビ番組で歌う苦労が伝わった。歌声は素晴らしい」
ニッキ「ぎこちないのは、男性はヒールの苦労が分からないのよ。文句なし完璧なショー」
ジミー「単調だった。歌唱力も生かし切れてない」



4.アンジェラ“アンジー”ミラー(Angela “Angie” Miller 1994年2月17日19歳)
プリテンダーズ"I'll Stand By You" 1994年7月21日
NOKKO “人魚”
アンジェラの故郷は、ボストンのあるマサチューセッツ州。ボストンマラソンがあったのは、2日前現地時間15日月曜日。アンジー「ボストンに捧げます」
おいおい泣いてしまった。私がアンジーを好きなのは、必ず聴き手と繋がろうとしてくれるから。ブルーグレイの瞳に見つめられ、その瞳の色の変化に吸い込まれる。
マライア「完璧。心に染みた。故郷のみんなに神の御加護を」
キース「君の歌を聴くと心が解放される」
ニッキ「あなたのピアノの虜よ」
ランディ「最高のトップ5」
ジミー「力強いステージだった」



5.アンバー・ホルコム(Amber Holcomb 1994年3月17日19歳)
マライア·キャリーヴァージョン"What Are You"1994年
松任谷由実 “Hello, my friend”
この曲は歌唱力が突出してる人で聴きたいの。アンバーで聴けて嬉しい限り。歌えはしても低音も高音も惜しい!が多い中、楽々声を出すアンバー。欲を言えば短い、もっと聴きたい。ランドセルを背負ってた頃、この曲の高音部を泣いて誤魔化した歌手がいたわけですよ。今もテレビで顔を観ますが、胡散臭く感じてしまう。子供の頃持った感情の書き換えはなかなか難しい。
キース「心を奪われた。花が咲くように美しい高揚感」
ニッキ「マライアなら、抑え気味の低音も感情を込められる。あなたは怖気づいてた。マライアは、感情を高ぶらせ爆発させる。同じようにあなたにも情熱を表現してほしかった」
ランディ「君の勇気をたたえる。この曲を収録した時のマライアは、君より若かった。 アンバーは、細かいミスもあったが上出来」
マライア「斬新なアレンジで感心した。終盤が秀逸。レイ・チュウのコードチェンジとアンバーの高音が効いてた」
ジミー「マライアバージョンを歌った勇気を称える。低音部分を歌いこなすには感情移入不足。今のところアンバーはトップ2」




2曲目♪ディーヴァ
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6.キャンディス·グラヴァー(Candice Glover 1989年11月22日23歳)旅行コーディネーターサウスカロライナ州セントヘレナ島  CLT予選 ジャンル:R&B。
マライア・キャリー&ホイットニー・ヒューストン"When You Believe"
この曲は大好きな曲だけど。キャンディスは知ってる曲が少ないのかな。過去のアイドルが歌った曲ばかり選曲してくる。アーチーのあの切ない歌い方が心に残ってる。私にとっては、総立ちするほどの出来ではない。もっと突き抜けて歌ってほしかった。
ニッキ「マライア・キャリー&ホイットニー・ヒューストンの歌の魂を感じた。無名の頃、部屋で1人泣きながらこの曲を聴いてた。歌詞に共感してた。マライアとホイットニー、2人を超えるコラボはない」
ランディ「君の歌声は世界最上級」
マライア「天国のホイットニーも満足してる。あなたを誇りに思う」
キース「歌声に引き込まれた」



7.ジャネル・アーサー(Janelle Arthur 1989年12月12日23歳)フィットネスインストラクター テネシー州オリバースプリングス CLT予選 ジャンル:カントリー 楽器:ギター。
ドリー·パートン"Dumb Blonde"
明るく輝く存在。ジャネルの素朴さが好ましい。パワータイプはパワータイプで良さがあるけど、聴き手が弱ってるとお腹いっぱいになる。その点ジャネルは違うんだわ。連れ回されてる感がなくて、こちらもリラックスして聴ける。だけど、ここはキャリーの"Jesus, Take the Wheel"をギターでか、"Before He Cheats"でキースをビビらすのがよかったかも。ちょっとインパクトに欠ける選曲だった気がする。
ランディ「楽しんで歌ってるのは伝わった。パフォーマンスより歌唱力で魅了してほしかった」
マライア「私もドリーが好きよ。曲に入り込めて良いステージだった。でも歌唱力を最大限に発揮してほしかった」
キース「君の声は最高だ。誰にも似てない魅力がある。でも今回は選曲が今一」
ニッキ「マシュマロちゃん、よく聴いて。歌声は勿論、いつも輝いてるあなたは本当に素敵。忘れないで。歌唱力だけで言えば他の4人の方がパワフルかもしれない。でもあなたは、あなたのその魅力で十分成功できる」



8.クリィ・ハリソン(Kree Harrison 1990年5月17日22歳)デモシンガー テキサス州ウッドビル OKC予選。ジャンル:カントリー 楽器:ギター。
セリーヌ·ディオン"Have You Ever Been in Love"
目茶苦茶上手で、アンティークドールの顔立ち。あまりのめり込めない。クリィの俯瞰して歌う高度さが冷たくも思えているのかと自己分析中。俯瞰して見ちゃってるのは私の方なのか。
マライア「選曲もキーもピッタリ。ブルース、ロック、カントリーなんでも歌えるわ。実力が無いと出来ないことよ」
キース「選曲が良かった。最初から最後までコントロールが効いてた。歌手を目指す子たちは、カントリー音楽は上品で美しくてもいいんだって気がつくね」
ニッキ「クリイダム、舞台裏で何をしてたの?」「ここにいる喜びをかみしめてた」「それを聞いて安心した。 あなたはカントリーに縛られない。アデルやセリーヌ·ディオンと同じ。あなた達の様な歌姫は、20歳でも50歳でも歌で観客を圧倒できる。あなたは完璧よクリィダム」
ランディ「多才な君は何でも歌える。ジャンルにも縛られない。凄い実力だ」



9.アンジェラ“アンジー”ミラー(Angela “Angie” Miller 1994年2月17日19歳)フードサービス マサチューセッツ州ベヴァリー NYC予選 ジャンル:ポップ、R&B、オルタナティブロック 楽器:ピアノ。
ビヨンセ"Halo"
選曲、抑揚の付け方とか表現力が好みなの。アンジェラとはすぐコネクトされる。私の集中力が切れてても、繋がる。聴く前からアルバムを買うと決めてるのはアンジェラ。
キース「間違いなくトップ3」
ニッキ「キースの言うとおり。これこそアンジー・ミラー。ビヨンセは女王、あなたも女王の風格。ビヨンセがこのステージを観たら脱帽するわ」
ランディ「ライアン。アンジーが勝ちに来たぞ!」
マライア「あなたは澄み切った歌声で、この曲を歌いこなした。美声を生かした素晴らしいステージ」



10.アンバー・ホルコム(Amber Holcomb 1994年3月17日19歳)テキサス州ヒューストン BTR予選 ジャンル:R&B。
バーブラ·ストライサンド"What Are You Doing the Rest of Your Life"

今風にもクラシックな美しさにもなれるアンバー。聴き惚れる。歌の世界に心地よく取り込まれる。アンバーのために演奏するの楽しいだろうな。私の理想のトップ2は、アンジーとアンバー。
ニッキ「完璧だった。あなたの才能が視聴者に伝わることを願う。美人なだけじゃない。音程は全て完璧で少しのズレも無かった」絶対音感のニッキが言ってる。
ランディ「このシーズン、一番の難局に違いない。それを完璧に歌った。視聴者に君の実力が伝わることを願う。リアーナ風のルックスに力強い歌声、今の時代にマッチしてる文句なし」
マライア「おうねんの歌姫の様に優雅で美しい。未来のスター。票が集まることを心から祈るわ」
キース「歌いこなすのが難しい曲を、君は気負うことなくさらりとやってのけたね。感服した」
レイのピアノも美しくうっとりだった。

トップ5。帰るであろう候補者は、誰もが一致してるかもしれない。でも帰るには相応しいとは思わない。

毎日たくさんの方が遊びに来てくださって、ありがとうございます。


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コメント 5

カイビガン

私のトップ2は、アンバーとキャンディス。
特にアンバーは歌のセンスに惹かれるものあります。なのに、何度でもボツム2になるのは何でなんだろう。youtubeの再生回数を見ても、アンジーに次いで多いのに。
まぁ、結果発表のボーダーライン上で涙流したり、ドキドキしている彼女を見るのも、こっちもドキドキして、生き残って感激するのだけれど。
FOXは得票数を発表してないんですよね?
ほんとにボトムなのって思う。

by カイビガン (2013-04-28 03:15) 

白熊

今回はアンジーのビヨンセ、アンバーのバーブラがとても印象に残りました。あと、個人的にはカッコ良いブラッククロウズを歌ってくれたクリーにも少々感激でした^_^
by 白熊 (2013-04-28 19:20) 

あぁ

* カイビガン さん、ありがとうございます。
視聴者投票に関し思いだしたこと
シーズン6の頃「最も最低だった人に投票しよう」というサイトがあったこと。
まさか今も続いてるとは思いたくないけど
アンバーが人気がないなんて考えられないんですもの。
アンバーなら、勝手に票が入るだろうと、誰もが思っちゃってるからなのか。
謎すぎます。
by あぁ (2013-04-29 01:52) 

あぁ

*白熊さん、ありがとうございます。
クリィを聴いてると、バターミルク味のワッフル、ミルククラウン
表面張力してる牛乳を思い浮かべてしまう。
優しい時間と一緒に、悪戯っぽさも思い出しちゃう。
歌声の、心地良さからなんだろうな。
by あぁ (2013-04-29 02:03) 

カエル

はじめまして!
私もこの番組大好きです。
by カエル (2013-11-25 22:28) 

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