アメリカン·アイドル11 #38トップ3結果

「大好きな音楽が流れ、愛する人の待つ家が恋しい」ポール・サイモンが作詞した“Homeward Bound ”の歌詞とBGMで始まったアメリカン・アイドルシーズン11トップ３の結果発表です。

今日のゲストはアダム・ランバート　この眼！こんなレモンイエローが似合う人は他にいるだろうか。黄色は難しいのにな。

 

トップ3のパフォーマンス、ビートルズの“Got To Get You Into My Life”。
地声でこんな高音が出るジェシカ。
お気に入りのドラーマーがいっぱい映って嬉しいです。

フォードのミュージックビデオ“Cinema”。警備員のジョシュアの前で、金庫破りをするジェシカのモノクロ映画になってます。今回もフィリップはお休みですが、歌は参加してます。

ライアン「気分はジェシカ？」　ジェシカ「興奮してます。ここまで残れて感激です。誰がトップ2になっても私は嬉しいわ」　はきはきしたしっかり者の長女のジェシカと、なんていうか朴訥末っ子男子２人。話す速度がマイペース、しかし歌うと豹変って感じです。フィリップ「この場にいられてぇ、感謝してるんだ。誰がトップ２になっても驚かないさ。緊張してるけどね」　ジョシュア「いつも緊張しちゃうよ。あ～、今の時点では、３人が勝者だからね。僕が脱落したら、両方に投票するんだ」

まずジョシュア・レデット（Joshua Ledet 1992年4月9日生まれ20歳）がステージ中央へ呼ばれました。
ジミー・アイオヴィン「審査員選曲の"I'd Rather Go Blind"はベストとは言わないが良い出来。審査員は褒めすぎ。ジョシュアの声は際立ってるが、どんな歌手を目指してるのか伝わってこなかった。８点てとこだな。スタンディングオベーションするほどの出来じゃない。ジョシュアは最もショーマンシップに優れた候補者だ。ジョシュアが選んだ"Imagine"は、詞は深いがメロディはいたってシンプル。アレンジを加え、盛り上げる必要があった。だが失敗に終わった。演出過剰になって、歌詞の重みを伝え切れてなかった。フェラーリをファーストギアで走らせるようなものだ。曲自体もいいし、感情移入も出来てたがジョシュアには合わない。"No More Drama"こそ決めないと非常に不味いと、客席で思ってた。今回の彼のステージには何かが欠けてた。私がメロディの弱い曲を歌わせた所為だ。上官や深みだけじゃなく、ジョシュアにはメロディが必要だった。責任は100％私自身にある。本人は実力通り頑張った。間違いなくフィナーレに進むべきだ」清いジミー。ジミーのこんなとこが好きです。
ライアン「メロディについては？」　ジョシュア「ジミーを信頼してる。助言を聞く耳を持たない人もいるかもしれないけど、大先輩の彼に素直に従いたいんだ」ライアン「身長的には小先輩だ」笑いに持ってくところが本当にうまいわ。ジミーは背が低くかろうが広量だから。

 フィナーレのチケットがほしい"アイス·エイジコン ​​チネンタル·ドリフト"の出演者(≧ｍ≦）からJLOがシラだと思われ「アメリカン・アイドルの関係者なんだって、シラ。チケットがほしいんだ」次々電話がかかってくる。シラに転送してあげるJLO。ホリーを含め４人でエスター・ディーンを訪ね、JLO、ドレイク、クイーン・ラティファの録音したアイス·エイジ4の曲を聴かせてもらい、挑戦。エスターの元気の良さ、しゃべりっぱなしです。引っ張りだこのドレイクの“Take Care”が今お気に入りです。またリアーナと一緒なの。

リサ·マリー·プレスリー（Lisa Marie Presley1968年2月1日）“You Ain't Seen Nothing Yet”
S5でプレスリーがテーマだった時、家を案内してくれたリサ。あの時はキングの家でコーチを受けてたの。キングプレスリーの娘でMJとニコラス・ケイジの元配偶者でもあるリサ。濃ゆい、人生が生まれた時から濃ゆい。

ジェシカ・サンチェス(Jessica Sanchez 1995年8月4日生まれ16歳がステージ中央へ。
ジミー「この段階で必要なのは、衝撃と畏怖を人々に与えるステージだ。"My All"は繊細で切なさに満ちてる。パワフルな声を持つジェシカに貼しっくりこない。スティーヴンは優勝をほのめかしたが、私には物足りなかった。"I Don't Want to Miss a Thing"は審査員に好評だったが、私が求めるものは、あれ以上だ。彼女なら出来る。優勝するには、今までで最も輝く瞬間が必要なんだ。"I'll Be There"を私が選んだのは、ジェシカの声を聴いて、偉大なるマイケル・ジャクソンを思い出したからだ。２分という時間を考慮すべきだった。サビに行くまで、ジャーメインのパートも歌わないといけない。それが足を引っ張ったかもしれない。ジェシカはフィナーレどころか、グラミー賞でも歌える。計り知れない才能の持ち主。フィナーレに進めたら選曲がカギになる」
ライアン「ジミーにグラミー賞で歌えると言われたね」　ジェシカ「ジミーに褒められると本当に嬉しいの」結果はお預け。

キャロル・ベイヤー・セイガー (Carole Bayer Sager：1947年3月8日 - 作詞、作曲家）とリタ·ウィルソン（Rita Wilson1956年10月26日 -女優）がジミーの隣にいます。ディスコの女王、ドナ・サマーが天国に行ってしまった。S3のゲスト審査員でも登場し、S7のフィナーレでも歌ってくれたドナ・サマー。ある一部の年配の方は国境を越えみんな同じ顔に見えます。


チャートNo1に輝いた、アダム（Adam Lambert）の“Never Close Our Eyes ”。ますますハンサムで妖艶で耽美で最高でしっ！アダムの歌を聴いてると、アダムの世界の一部になりたいと切に思います。この曲のミュージックビデオのように食事がサプリメントっていうのではなく。

フィリップ・フィリップス（Phillip Phillips 1990年9月20日21歳）が最後に呼ばれました。昨日のオーダー順に呼ばれてる。
ジミー「"Beggin'" のオリジナルとメロディは違ったが、楽しいステージだった。他の誰とも違う個性が光ってる。衝撃も欠点もない、まあまあだな。"Disease"をフィリップは選んだ。リスクを恐れず試すのは、実にすばらしい。だが昨夜の"Disease"は退屈だっだ。この段階で歌うに相応しいインパクトが、皆無だった。"We've Got Tonight"で、フィリップは圧勝だ。彼の中でも、昨夜の9曲中でもベストのパフォーマンス。音程も合ってて、彼自身も驚いたかもな。完璧だった。あの曲に必要な、暗いムードと心の痛みは、フィリップが自分の中から引き出した。全く持って魅了された。ステージの彼と、故郷で涙した彼が重なった。人間臭さが出て、歌の真実味を感じた。あんな深みのある声を、彼から聴いたのは初めてだ」自分のことを自慢ばかりする人は、嘘臭くがっかりする。フィリップのように、痛みを受け入れ前を見てる人に、とてつもなく好感を持てるんだわ。欠点こそ愛おしいだもん。

ステージ中央に、3人が揃いました。
RJ「タイプは違うが凄い3人だ。この業界で活躍するだろう」　JLO「誰が脱落しても辛い。あなた達に強い思い入れがあるから。全米もきっと同じように感じてることでしょう」　ST「夢を持ち続ける勇気のなる君達が、大好きだ。夢を持ってないと、叶える喜びも味わえない。君達の才能が花開く様子は観ていて美しかった」ああ、スティーヴンの言葉。魔法の言葉。
ライアン「キーラン、照明を落として。約９千万票という空前の投票数の結果、シーズン11決勝に進む１人目は･････ジェシカ･サンチェス！」ジェシカ驚いてる,JLO喜んでる、コルトンもデアンドレも笑ってる。マキコはムッとしてる。マキコはぶれない。
ライアン「決勝戦でジェシカと対決するのは････フィリップ･フィリップス！」
ホリーとスカイラーが歯を食いしばり、ちょっとがっかりしてる。ジミーがジョシュアのアルバムの話をする度、（あ～、ジョシュアは間違いなくアルバム作ってもらえるから、優勝するしないは関係ないのだわ）と思ってしまってた私。あんなに審査員を総立ちにし、彼が歌うと、原曲を歌ったスターからコメントが次々届き、あの時点から前途洋々に感じてました。ジャケットを脱いだ"When a Man Loves a Woman"あの瞬間から、ジョシュアの今後は約束されたように感じました。
"It's a Man's Man's Man's World"でお別れです。JLOがハグさせてと促します。ママをステージに上げて歌うジョシュア。最後までえぐえぐ泣かされた。

 

タグ：アメリカン・アイドル adam lambert シーズン11 Lisa Marie Presley

コメント 6

AIが終わると真っ先に８月のプールに来ます。
後半になってネタばれしないように映像を配慮していただき
ありがとうございます。
ジョシュア、あんなに感動させてくれたのに３位かよ！と
私は不機嫌でしたがあぁさんの言葉で納得しました。
メリンダも３位だったからなあ・・
いつも全身全霊で歌うジョシュア、When a man loves a womanと
It's Man's Man's Man's Worldはいつまでも心に残るでしょう。
Imagineはやはりアーチーにはかなわないですね。できるなら
３人で決勝にいってほしかった。
客席で応援しているTOP10のそれぞれの表情が興味深くて。
ホリーとシャノンが可愛い。コルトン暗い表情。
エリーズは私の方がうまいのに。スカイラーはどこまでも明るい。

あぁさんも注目のドラマーさん、サックスのお姉さん、ピアニスト
ベーシスト、Volcanoの時のアンニュイな女性ボーカリスト
かっこよすぎて目が釘付け。
さよならの曲を途中でカットしないで！

by Cecile (2012-06-06 08:22) 

はじめまして。
アメリカンアイドルを今期から初めて観ているものです。
あぁさんの細かいレポートと、的を射たコメントはとても
参考になり感謝しています。
残すのは決勝だけになってしまい、
いつも、拝見させていただいているお礼を書き込まずに
はいられませんでした。
ここまでくれば、皆さんきっとプロになることは間違いな
いのですね。
私はベスト７のころからジョシュアとフィリップのアルバム
をはやく聞きたいー、と思っていました。
過酷な競争に挑戦している若者を見るのは本当に感動
します。
今からシーズン１２が楽しみです。

by shin（５０歳女） (2012-06-06 10:43) 

*Cecileさん、ありがとうございます。
いつも行間を読んで下さって、嬉しいです。
こっそり含ませたメッセージも伝わってる、ブログの書き手として冥利に尽きます。

ジョシュアのあの輝く瞳、彼の性格が透けて見え惹き付けられます。
客席のファイナリストも眼に出てましたね。
コルトンの痛みが分かる繊細な表情。可愛らしいホリー達。
まきこの恐ろしさ。

バンド&コーラス最高です。粋で遊びがあって、一人一人の雰囲気がもう好き。

お別れの歌は最後まで聴かせてほしい。
ちゃぶ台があったらひっくり返してたわ。
by あぁ (2012-06-06 17:26) 

*shinさん、初めまして。
そんな風に思ってくださるなんて、とってもとっても嬉しいです。

過去のシーズンの出身者は、日本ではその活躍が分かりにくいですが
人気ドラマに出たり、ブロードウェイに出たり、映画に出たり
歌はもちろんですが活躍してます。全ての人ではないのですが。

お気に入りを追って行くと、スーパーのフードコートでライブしたり、
街のお祭りで歌ったり、「えっ？」と思うこともありましたが、
本人が「歌えるって嬉しい」と言ってるのを聞いて、胸が熱くなりました。
声がかかれば、ファンに会えるなら、らどこでも歌うよという姿勢が、素晴らしかった。ジミヘンも、そんな考えでしたよね。

アルバム早く聴きたいです。
彼らをずっと見てきたジミーが、どんな曲を持ってくるのかも楽しみです。

どうもありがとうございます＾＾。
by あぁ (2012-06-06 17:59) 

残り２回までに来ちゃいましたねー。

セミファイナルのパフォーマンスでいちばん印象に残ったのは、フィリップの３曲目でした。
ジェシカのうなり声が私はどうも苦手なのだけれど(^_^;、それが気にならない歌い方に変わっていてよかったです。
ジョシュアは、彼ならばもっとできるはず！という印象が残りました。
とくに”Imagine”は、アーチーの清らかさに太刀打ちできなかったなぁ…。
でも、この３人の中ならば、私がアルバムを買いたいのはジョシュアです。

というわけで、ここでお別れは残念。
ホームタウンの人の集まり具合が少なかったからなぁ＜ジョシュア
街の規模が小さいと、損な印象を受けるのは気のせいでしょうか…。

何はともあれ、ここから先は祭りですね(笑)。
フィリップとジェシカのパフォーマンスを楽しみつつ、どんなゲストが出てくるかも注目していきたいと思います。


by mikanpanda (2012-06-07 18:33) 

*mikanpandaさん、ありがとうございます。
私もアルバム買うならジョシュアです！
期待が大きくて、今回の花火は小さかったと思ってしまった。

"We've Got Tonight"で持ってちゃいましたよねフィリップ。
２曲目の凡庸さの記憶さえ吹き飛んでしまいました。

同じくジェシカの唸り声は、ちびっこのど自慢の演歌のようで
背中がむずむずする時があるんです。
"My All"、こんなきれいな歌い方も出来るんだとびっくりしました。
この歌い方の方が全然好きです。

あと２回、もうそわそわのお祭り気分でいます。
録画予約時間のチェックしました。ドキドキですわ。
by あぁ (2012-06-07 19:24)